アラキの大冒険part3最終章 その③
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/06/13 21:36:12
アラキの大冒険part3最終章 その③
「ブラックキュレム・・・・・・!!」
とアノートはブラックキュレムへと
フォルムチェンジした幻影を見てそう呟く。
「気を付けろ!ブラックキュレムは物理側の
能力が高くなった姿だ・・・!」
とネルフがそう言った。
こうして僕達と幻影ブラックキュレムとの
バトルは中盤にさしかかる。
幻影ブラックキュレムとのバトルは
彼のフリーズボルトとフレアドライブに
苦戦したが僕達は徐々にダメージを
幻影ブラックキュレムに与える。
すると幻影ブラックキュレムは、今度は
ホワイトキュレムへとフォルムチェンジする。
「ホワイトキュレムと言えば昔ギルド主催の
クリスマスカップで猛威を振るったポケモン・・・
油断は禁物だぞ!!」
とネルフがホワイトキュレムへと
フォルムチェンジした幻影を見てそう言うと
「え、あのクリスマスカップで・・・!?」
とクリームが、驚きながらそう言った。
こうして僕達と幻影ホワイトキュレムとの
バトルはいよいよ終盤へと突入する。
幻影ホワイトキュレムとのバトルは、
若干苦戦したが皆で力を合わせ
僕達は徐々にダメージを与えてゆき、
遂に幻影ホワイトキュレムを
打ち倒した!!
こうして僕達と幻影キュレムとの
バトルは僕達が辛くも勝利した。
「な、何とか倒せたわね・・・・・・。」
とアノートは、肩で息をしながらそう言った。
「にしても不思議な欠片だな・・・・・・きっと奴が
部外者を自分の空間に入れない様にと仕掛けて
置いたものなのかもしれないな・・・・・・。」
とネルフが広場の真ん中に落ちている切断の欠片を
見ながらそう言った。
「とりあえずまた変な事が起こる前に拾って
おきましょう。」
そう言ってアノートは広場の真ん中に落ちている
切断の欠片を拾う。
「この先に出口が見えるわ。早く行きましょう!」
僕達は、境界山脈集結空間を抜けて、
遂に時空の夢泉へと入る。
時空の夢泉は何とも言い難い神秘的な空間だった。
「こ、ここが・・・・・・。」
とアノートは、辺りを見回しながらそう言った。
「時空の夢泉か・・・・・・。」
とシャドーが、辺りを見回しながらそう言って
息を飲んだ。
「やはりみんなの夢や様々な空間への異空路が
集う場所だけあって神秘的ですね・・・。」
と続いて入ってきたクリームは辺りを見回しながら
そう言って息を飲んだ。
「目の前に扉があるわ!もしかしたら
あそこに・・・!
調べてみましょ!」
とアノートは、僕達の目の前に立っている
大きくて重厚そうな扉を指差してそう言った。
その大きくて重厚そうな扉には、
円形が5等分されたくぼみの外側に三角形を描くように
別のが3つ開いている・・・・・・。
「これってもしかして、あと3つここで何かを
集めなければ開かないのでは?」
と大きくて重厚そうな扉を一通り調べた
アイトはそう言った。
「かもね・・・・・・。丁度道も3つに分かれているし
それぞれの道に1つここの扉を開くための何かがある
んだと思うわ。」
とアノートは、そう言って3つに分かれている
道を見て溜息をついた。
「じゃあちょうど9匹いる訳だし、3チームに
別れて進んでみようよ。」
と言うリーフの提案にネルフが、
「だな。じゃあチームはこんな感じでいいか?」
1、アラキ・アノート・アイト
2、ライト・シャドー・リーフ
3、クリーム・ネルフ・ミルク
と次の3チームに組み分けする。
「うん。物理、特殊、サポートでバランスとれていて
いいじゃない?」
とライトは、そう言ってネルフの提案に賛同する。
「決まりだな。じゃああとでまたここに集合
しよう。」
こうして僕とアノートとアイトの
チームは時空の夢泉南部へと
続く道を進んでいった・・・。
その④に続く