Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part3第6章 その②


   アラキの大冒険part3第6章 その②

  「まあ私も彼女やこの子と同じ元人間なので、
 放っておけなかったんです。ライトちゃんと
 シャドー君も放っておけなかったんですよ。」
 とアイトがネルフを言いなだめるように
 そう言った。
 「貴方も元人間だったんですか・・・・・・この世界の
 元人間率半端ないな・・・・・・。」
 とネルフが溜息をつきながらそう言った。
 「でもアラキが追われてた時に助けたんだろ?
 よく電話貰ってすぐに助けられたな。あの近くに
 住んでいるのか?」
 とネルフがアイトにそう訪ねるとアイトは、
 「実は、私は時空の夢泉を通ってこの世界に来た
 んです。なのでその周辺で寝泊まりさせて
 貰ったりしてます。」
 とアイトがそう言うとクリームが、
 「え・・・でもそれじゃあ貴方は時空の夢泉に
 自由に出入りできるんですか!?」
 と驚きながらそう言うとアイトが、
 「あそこを守る者に許可を与えてもらった者のみ
 可能です。私もその1匹・・・。」
 と言い掛けるとその言葉を遮るようにネルフが、
 「じゃああんたの力で時空の夢泉までつれてって
 くれないか?」
 とそうアイトに頼む。しかしアイトは、
 「ごめんなさい・・・私は元人間なのでまだ十分に
 この体に慣れてないので封じられた空間へ他人を
 テレポートさせる力は到底出せません・・・。」
 とすまなさそうな顔でネルフを見ながらそう言った。
 「ですが・・・・・・無理矢理侵入する方法が1つ
 だけあります。」
 とアイトがそう言うとアノートが、
 「それは!?」
 とアイトに聞き返すとアイトは、
 「マグナゲートを使うんです。」
 と自信満々にそう言った。それを聞いたネルフが、
 「なるほど!その手があったか!」
 と納得する。しかしアイトが、
 「ですがあそこは封じられた地・・・・・・あの封印を
 無視できる程の知識と力を持った者の
 作ったマグナゲートでないと到底無理です・・・。」
 とすまなさそうな顔でそう言った。それを聞いたアノートが、
 「でもそんなポケモン・・・・・・
 1匹いた!」
 と叫ぶとクリームが、
 「それは!?」
 とアノートに聞き返すとアノートは、
 「アルセウス以上の力を持つと言われている
 マインドなら・・・・・・!」
 と自信満々にそう言った。それを聞いたリーフが、
 「!確かに彼なら可能かも・・・!」
 と言うがそれを聞いたネルフが、
 「でもあいつは自由奔放に色んな世界を行き来
 してるんだろ?こっちの状況に気付いて
 くれるかどうか・・・・・・。」
 と考え込む。
 「とにかく明日、マインドを探してみましょう!
 皆協力してくれる?」
 とアノートがその場にいた全員に訪ねる。
 「はい!」
 その場にいた全員そろってそうアノートに
 返事を返した。
 次の朝・・・・・・。
 「みんなあの後別れて別々にマインドを探して
 くれているけど・・・・・・。
 私達はブイズの森に行ってみましょうか。
 彼にあったのもあそこだしね。」
 とアノートが僕を見ながらそう言った。
 「わかった。行こう。」
 僕はアノートを見ながらそう言った。
 「そういえば2匹っきりって初めてだね。」
 とアノートが僕に笑顔でそう言った。
 (えっ。)
 アノートのその言葉に僕は、顔を赤くする。
 「・・・っと、それよりも今はマインド探しに
 専念しなくっちゃ。頑張ろう!」
 そう言ってアノートと僕は、
 アノートの家を後にして、一路ブイズの森に
 行こうと家を出るとそこにシナンが、
 アノートと僕が家から出て来るのを待っていた。
 「シナン!?何でここに居るの!?」
 とアノートが驚いていた・・・。

                その③に続く




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