ゴタぴょんの日記 2013年8月30日 Ⅰ
- カテゴリ:日記
- 2017/06/01 05:41:01
8月30日(金)
ツアーの参加者は、シンガポールから23名。日本側かえあ2名。
こんなツアーもあるのかと、びっくり。
【ANAクラウンプラザ大阪、午前9時】
ホテルのロビーには、誰もいません。
ゴタもいません。
本日は、29名乗りのマイクロバスでの観光です。
お客様は、総勢25名。
これは、ゴタひとりでは、捌ききれないと判断。
この仕事を受けてから、熟考、検討、(正しくは、堂々めぐり)
そして、結論は、アシストが必要だと決断。
アシストは、どうするか?
ほかの通訳ガイドはんを呼ぶのは困る。
この仕事は、すでに、燃料代を含め、
67000円で請け負ったあと。
今更、23000円アップは要求できない。
(ゴタのガイド料金は、23000円。)
そこで、我が身を削って、
10000円で、助けてくれる、
そんな、ありがた~い人。
ありがた~い人はどこかにいませんか~?
と、そのとき、ふと浮かんだのは、淡路島。
淡路島が浮かんだ。
海上のポッカリ浮かんだ淡路島があった。
今年の春、淡路島で知り合った、あの
同志社大学の親分を呼ぼう。
あの人、名前を忘れた。
とりあえず、新島八重としておこう。
八重さんにメールした。
「おら、困ってるんだ。だすげておくんなんしょ。」
返事がきた。
「行ってやる。おらにまかせどげ。」
そういうやりとりがあって、いよいよ、
きょう、8月30日が本番。
だが、ホテルのロビーには、八重さん、ただひとり、
ぽつねんと、立っていたという。
ゴタ、守口のトヨタレンタリ-スで、
8時にマイクロバスを借り受け、
大日から門真、門真から163号線、
鶴見、緑1丁目から、内環状、中央大通りと
もくもくと走っていたのでございます。
あ~さは どこから 来るかしら~
鼻歌交えて走ったのもつかの間、
そのさわやかな、すがすがしい朝の気持ちは、
やがて、森ノ宮で、消えた。
眼前は、車の行列。動いていない。
いわゆる渋滞。渋滞とは何か?
それは、時間はどんどん動くが、
車はさっぱり動かないこと。
それは、渋滞の神(悪神だぜ)が、
「わははは、お前は、遅刻じゃ~。」
とせせら笑うこと。
人に笑われると、赤面するものだが、
この悪鬼に笑われると、悲壮になる。
困った。とりあえず、
ホテルのゲストリレ-ションズに電話。
どなたもいらっしゃいません。
そこに立っていたのは、新島八重ただひとり。
「おら、来るどご、間違ったんで、ねえべか?」
そう思ったそうです。
なにしろ、シンガポールの朝は遅い。
9時10分。日程表での、
ツアー出発時間は、午前9時。
まだ、シンガポール人の姿がない。
Ⅱにつづく
ゴタぴょん