Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part3第1章 その②


   アラキの大冒険part3第1章 その②

  「本当!?よかった!!私頑張るよ!
 アラキ君にとって最高の友達って認められる様に
 頑張っちゃうよ!!」
 とアノートは、僕に小声でそう言った。
 そしてアノートは、
 「・・・・・・だから・・・ずっと私達の傍に居てよ・・・ね?」
 と僕に小声でそう聞いて来た。
 「う・・・うん・・・。約束するよ・・・。」
 とアノートに僕は、小声でそう言った。
 「(・・・・・・お姉ちゃんの声でうるさくて普通に目が
 さめちゃったんだけどね。空気読むのも
 大変だよ・・・・・・。)」
 僕とアノートが寝静まった後、フュールが目をこすりながら
 起きてきてそう小声で言った。
 「(・・・・・・でもあんなに嬉しそうなお姉ちゃん
 見れたの久々だなぁ・・・これもアラキさんの
 おかげなんだろうな・・・。)」
 とフュールが小さく呟いた。
 「(・・・ってかあれってかなり遠まわしに言ってる
 けど、お姉ちゃん絶対アラキさんの事想ってる
 るね。)」
 とフュールが小さくそう言った。
 「(ならぼくも影ながら2匹の仲を応援させて
 もらうよ。
 頑張れお姉ちゃん、アラキさん!)」
 とフュールが小さくそう言って布団に包まる。
 そして次の朝はやってきた。
 「・・・さて、今日はどうしようか・・・・・・。」
 とアノートが次の行き先を模索している時、
 アノートの家のチャイムがなった。
 「郵便でーす。」
 アノートの家に配達員の声が響く。
 「郵便?依頼でも来たのかしら。」
 そう言ってアノートが、玄関に向かう。
 僕は1階の食卓につく。
 「・・・・・・依頼とおしらせ両方あったわ。」
 そう言ってアノートが、テーブルにおしらせを広げる。
 【地域住民へお知らせ
 ここ最近、住民が急にいなくなる事件が多発しております。
 可能性として、何者かが連れ去っている可能性があります。
 小さいお子様がおられる家庭では特にご注意ください。】
 お知らせには上記の事がかかれていた。
 「・・・・・・連れ去り事件・・・?」
 そう言ってアノートが、テーブルに広げられたお知らせを見て
 不安そうな顔をする。
 【依頼書
 お知らせの通り、最近住民がいなくなる事件が発生して
 おりますが、実は私、見ちゃったんです。
 犯人一味と思われる奴らが逃げ込むのを・・・!】
 依頼書には上記の事がかかれていた。
 「犯人一味を見たって事は、やはり連れ去り事件
 と見てよさそうだね・・・。」
 依頼書を見たフュールが、そう言った。
 フュールが依頼書の続きを読む。
 【しかし私は弱く、それに怖いので乗り込む気には
 なれません・・・。それで、この辺りでも相当な
 実力の持ち主であるアノートにお願いです。
 どうか奴らを見つけて叩きのめして下さい。
 場所は明暗の森という場所です。
 そこの奥に奴らの基地があり、連れ去られたポケモン達が
 監禁されているかもしれません。どうかお願いします。
                   ~依頼者~ 】
 依頼書はそこで終わっていた・・・。

                その③に続く




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