母の日
- カテゴリ:日記
- 2017/05/14 20:39:17
母の日の由来・意味・語源
いつも家族の為に頑張ってくれるお母さんに、感謝の気持ちを伝える素敵な日ですね!母の日の由来や歴史、語源や意味などについてご紹介しています。
母の日の起源
母の日の起源は世界中で様々な説があり、日付も異なります。
古代ローマ時代説
「リーア」という神々の母を讃え、感謝する為の春祭りから発祥したとされる説。
17世紀イギリス発祥説
この時代のイギリスでは、「復活祭(イースター)」の40日前の日曜日を「Mothering Sunday」とし、出稼ぎ労働者や使用人などを里帰りさせ、母親と過ごすための日を設けていました。また、このときの贈物として「Mothering cake」というお菓子を用意したとも言われています。これが発展し、母の日に繋がったとの説。
定説となっているもの
1908年5月10日(5月の第2日曜日)アメリカ合衆国のウェストバージニア州に住むアンナ・ジャーヴィスは、亡き母、アン・ジャーヴィスを偲び、母が日曜学校の教師をしていたフィラデルフィアの教会で「母を偲ぶ」の花言葉を持つ白いカーネーションを贈ったとされています。
アンナの母への想いに感動した人々は同教会で最初の「母の日」を開き、母への感謝を伝え祝いました。そのときにアンナは参加者全員に白いカーネーションを贈ったそうです。
このことから白いカーネーションが母の日のシンボルとなりました。また、アンナは友人達に「母の日」を広め、国中で祝うことを提案。普及活動を続けた結果、1914年に「母の日」は祝日に制定され5月の第2日曜日と定められました。これらの経緯を経て、今日のような「母の日」になったと言われています。
ちなみにアンナの母、アンは南北戦争中、ウェストバージニア州にて「母の仕事の日」(Mother's Work Days)と称し、敵味方問わず負傷兵の介護などに努めました。また貧困で苦しむ人々を救うために募金活動を行ったり、食品検査や公衆衛生活動を行うなど社会運動家として知られていました。このような立派な母であったからこそアンナは人一倍母親を尊敬し、感謝していたと思われます。
なぜ白から赤のカーネーションへ変化したのか
母の日制定後しばらくして、アンナの提案により母が健在な者は「赤いカーネーション」。亡くした者は「白いカーネーション」を自分の胸につけるようになり、これが習慣化したいったようです。しかし月日が経つにつれ、赤と白を分けることによる問題(母がいない子どもへの配慮)が考慮され、徐々に赤に統一されたと言われています。(海外では今でも赤と白を分ける地域もあるようです)
歪められた母の日
念願叶い、国民の祝日まで制定された母の日。しかしアンナの想いとは裏腹に、母の日は商業的な意味合いを持つことになってきます。母の日に注目した数々の企業は当初の目的である「母親に感謝する」意味を歪め、「母親にプレゼント(カーネーション)を贈る日」へとすり替えていきます。年々母の日の需要は拡大し、ついにカーネーション1本が1ドルで販売されるまでになりました。これは、当時の物価からすると、とんでもなく高価だったそうです。
これを知ったアンナは「母の日を侮辱している」として母の日行事の差し止め裁判を起こします。しかし結果は敗訴。ますます母の日の商業化は加速していきました。晩年、アンナは「私は、自分が創ったこの祝日の商業化を自分の手で止めさせることによって、お母さんの恩に報いたかった」と言い残しています。
日本への普及
日本には1913年(大正2年)頃、キリスト教会や日曜学校などで母の日が始まりました。また1915年(大正4年)には青山学院教授であったアレキサンダー女史により紹介され、キリスト教関係団体により徐々に広がりをみせます。1931年(昭和6年)に大日本連合婦人会が結成されたのを機に、皇后陛下(香淳皇后)の誕生日である3月6日を母の日と定めました。その後、1949年(昭和24年)頃からアメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになりました。
このようにして現在まで続く母の日となったのです。また今ではカーネーションを贈るという形式に拘らず、バラ、ガーベラ、服やアクセサリー、自分が贈りたい物を贈るのが主流となっています。
今の母の日はアンナが提唱した本来の意味とは大きく異なりますが、こういった背景を知ることで母の日の大切さをより一層理解することができます。なにも高価なプレゼントなんか必要ありません。ただ「ありがとう」の一言だけで、母親としては涙が出るくらい嬉しいものです。
現在進行中で迷惑をかけ続けているよ
やはり母の日は花かなぁ~
??
>LEAFGさん
そのようですね^^
>momocuryさん
感謝が先なんですね^^
こういった内容を読むと、今までとは違って見方になれますね。
アップ、ありがとうございました(^^)
母の日は世界的で由緒正しいもの
なのですね^^;