【花蝕外伝】 トラブルメーカー 第一話
- カテゴリ:自作小説
- 2017/05/14 00:06:24
基本情報 ↑ 名前ラズィーズ 魔力・幻惑 専攻・薬学 弓使い 女性型のくせに、女性型悪魔にモテるらしい ( ̄~ ̄lll)
注意・この物語はフィクションです。
登場する人物・事柄は全てARCHMASTERです。
また、悪魔の階級、魔界の設定等、全てこの物語の中だけのものです。
ご了承くださいませ。
【ワルドの独り言】
ラズが 『有閑悪魔マダムの暇つぶしの買い物やパーティーのエスコート』 という
妙なバイトを始めたと聞いた時からイヤな感じはしていた。
キャーキャー❤ 言われても 見向きもしないロワゾーと違い、
研究と研究費のためなら どこにでも行ってしまいそうな危うさが、ラズにはある。
ラズがケガをしたとシュラから呼ばれた時には肝を冷やした。
その日は、よりにもよって某マダムと、その愛人との修羅場に巻き込まれたらしい。
医師を目指しているとはいえ、しょせんは士官学校の専科生。
手に負えないような怪我だったら どうしようとドキドキしながら駆けつけたら、
当のラズは苺アイスを食べながら、研究費 (マダムからの見舞金) をいっぱいもらったとニマニマしていた。
ホッとしたけど、心配した分、その反動の怒りも大きくて… 思わず殴り倒してやろうかと思ったわ!
頭のいいバカはホント始末に負えない。
◆ トラブルメーカー 第一話 ◆◆◆
私 (ラズィーズ) が専科生になって、いちばん嬉しかったのは、
成績優秀者への特典のひとつである 自分専用の研究室✨ が手に入ったことだ。
何の実験をしても誰からも文句が出ない。もう鍵を閉めるから出ろ! と教授に追い出されることもない。
大先輩ナスターシャ様が専科生時代に与えられていた研究室とは比較にもならない小さなものだけど、
それでも嬉しくて、ドアを開けるたびにニマニマと頬がゆるむ ( ̄m ̄*)
が、問題は研究費だ。ナーシャ様レベルならともかく…
私レベルの学生に、学校が出してくれる程度のモンでは、あまりオモシロいことはできない。
これはやっぱり自力で稼ぐのが得策よねー❤
とか考えていたら、なんとも美味しいバイト話が ひょいと飛び込んできた。
一緒に行って、ニコニコしていれば万事オッケーという、これ以上にないお気楽なものだ。
… みんなに心配をかけたことも無い訳ではないけれど、
お貴族様や有力な物持ち様の世界は、しょせん閉じられた狭い世界…。
そんな世界を垣間見られるのは、たとえ自分的には使い道がなくとも、なんとなく得した気分になる。
知らないことを知る、というのは、なんにしても良いことだ、うん。
今日のバイトは、有閑マダムの買い物のお付き合い。
荷物持ちでもすればいいのかと思ったら、後日お届け… というシステムらしい。
超高級クチュールの奥の奥、無駄に広いサロンのなかで、優雅に香り高い紅茶を頂きながら、
よくお似合いです、マダム、とてもお美しい… と、褒めていたら終わりだった。
あっさりバイトを終え、さ~て学校に戻って研究の続きをしようか、
いやいや、その前に、王室御用達の菓子司の新作オリジナルアイスでも買おうか… と
試案しているところに、一本のメールが。
マダム・ラガーフェルドから 『パーティーに付き合え』 というお呼び出しだった。
しかもなんと! 今は王室御用達の菓子司の特別室にいて、新作アイスを奢ってくれるという Σ
喜んでほいほいと出向いた私に、マダムは新作アイス二種盛りを注文し、特別室付きメイドを下がらせると、
その美しい顔に似合いの、険しい表情で言った。
「マダム・ダヴリューから呼ばれることもあるかしら」
つい先刻、買い物に二時間ばかり付き合ったと言うと、
その表情はいっそう険しさを増し、とにかく彼女には注意をしろと警告を発する。
なんかヤバいことでもあるのか… と思いつつ、真っ先に ありがとうございますと忠告に対する礼を言い、
懸念があるのかと聞いてみると、
「家の中がね、そうとう荒れているという話なのよ」
と簡素な説明をされた。今度は夫婦喧嘩に巻き込まれるのか !? と思ったら、ちょっとゾッとする。
そんなこんながあって、その後、どこかのお屋敷のサロンパーティーに付き合い、
マダムのお知り合いの方々にニッコリと微笑み、
マダムに言われるままワインを差し出したり、オードブルを取り分けて持っていったり…。
やっていることは、私が本科の時に、修士科生だったナーシャ様の実験を手伝わせてもらっていたのと
あまり変わらない…、
いや、ナーシャ様の助手をしていた時のほうが、もっと気を使い、
もっと気を利かせられるよう、緊張感を持ってガンバっていたような気がするな… とか思いつつ。
解放されバイト代を頂戴した時には、けっこう遅い時間になっていた。
いつもの通り、翼を広げ超特急で寮に戻り、窓からこっそり自分の部屋に忍び込んだら。。。
真っ暗な私の部屋で、四つの目が光っていた…。
(第二話に続く)
◆ 悪魔シリーズ著作者・ゆうなさんの本編と今までのシリーズ (目次)
https://goo.gl/sGPglp
◆ ARCHMASTER のみなさまが執筆、現在連載中の外伝シリーズ (目次)
https://goo.gl/dikvCf
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まとめ読みに来ました❤︎
そうです、部屋で待ち構えているんですwww
美形・モテるは (。-`ω´-)ンー カン違いな気がしてきました。
ラズは… 年上からも年下からも とにかく女性型に かまわれるんですな。
男性型にはウケません。
書き直して違う展開には… 途中だったらあるかも… ですが、
最終話では もう変えようがないですwww
ひーって感じだな!
書き直すと違う展開になったりして
ほんと、研究のためなら、何でもしそうで。。
楽しい始まり^^
和。comさんの軽快な文いいですね^^
もてもてラズ伝説ww
4つの目が怖いです。
何が部屋に居るの~~~?
というか、うちの大先輩は、なんでこう美形揃いなんだ!w
だれか、うちの同級生に欲しかった~ww
なんかカッコいい!
真っ暗なお部屋で4つの目が光ってる!
やはり、あのお二方が待ち構えてらっしゃるのですかね〜??
続きが楽しみです^^
一応 5話で完結の予定なので、どこかで複数公開すべきか考えておりましたw
書いてたハズの最終話、昨日、保存しないで消しちゃったらしく…
いま大ショックを受けておりまする (((o≧▽≦)ノ彡
表記 「マダム」 で統一しました~ (●ゝω・)ノ
本科性ではなく、『専科生』 設定です。なので一人部屋❤
士官学校卒業が そう遠くないイメージなので、けっこうおっきいですw
美形、モテるは、ゆうな様設定ですがwww
ロワゾー様ワルド様は本当にモテる、ラズはマダム方に かまわれる方の 「モテる」 が
私のイメージなんですよねー (((o≧▽≦)ノ彡
で、今回振り回されるのはワルドなんですね。
どう見ても部屋で待ち伏せされてますね、続きが楽し・・・もとい、心配です。
ばんじゃ〜い\(^〇^)/
2話
http://ur0.work/Dszp
3話
http://ur0.work/Dszn
華やかさここに極まれり!
でもこのルックスならキラキラしていなくっちゃだよね^^
何せ↓予科生時代は、持って生まれた魔力の強さに引きずられるように野獣だったナーシャが
士官学校を経て文化局長で医者である大人の私に成長していくわけだから
ラズちゃん話と連動するには今日公開しておいた方がよさそうね^m^
ナーシャはあんなに野獣なのに あ あれは予科生時代かw
しかしロワゾーといいワルドといいラズといい、美形だ!悪魔だからか(誘惑のため
◆設定補足〜作者の回答集より
各学年に専用の寮がありますので、学府にいる間は寮生活です。
予科の時は3名一部屋、本科は2名で一部屋。
専門科、修士科は、1名で一部屋。
参考まで
悪魔マダムじゃなくて…?
人に例えると、人ダム…?
造語…?新しい造語なの…?
こりゃまた失礼しました~!\(◎o◎)/!
やったね(・ω・)bグッ
って何か巻き込まれたのか(;^_^A
悪魔ダム 原作者公認ではなかったー↓( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
おもしろい^^
↑、ダムになってるよ~。
マダムが正解かな?^^
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