ミュシャ展!その1
- カテゴリ:コーデ広場
- 2017/05/08 19:38:57
おさんぽコーデ
現在、六本木にある国立新美術館でミュシャ展をやっているのです。
ここは初めて行く新しい美術館で、
開通してからあまり乗っていない都営地下鉄大江戸線で行って見ました。
東京メトロだと途中で乗り換えないといけないから、
まっすぐ行ける大江戸線が凄く便利でした!
これなら六本木出やすいなー。
さて、混雑を予想していたミュシャ展ですが、
GW最終日ということもあってか、かなり空いていました。
午後3時過ぎに行ったこともあるのでしょうが、待ち時間なしで入れたんです。
展示室に入ってみれば圧倒、圧倒の一言!
まず、美術館の展示室を想像して下さい。
ちなみに国立新美術館はわりと天井が高いイメージです。
ひとつの大きな壁面いっぱいに、
平均三幅の絵がかかっていました。
これが、高さは床から天井まであるんですよ。
そして、なんと立体的な画風なんだろう。
しかも実に細かいんです。
まるで、人々が集まっている地面に、そのまま歩いて入って行けそうです。
けれども、上空にいる神々や伝説の人物は、下にいる人間たちとは違う画法で描かれ、
その対比には唖然とします。
私は、スラヴ叙事詩に登場する、「東欧」の歴史や、神話に魅せられてしまいました。
(東欧というのはソ連の衛星国時代の表現で、本来は中央と言った方がいいと聞きました)。
人々の服装は、王侯、学者、僧侶、騎士、一般の人などが驚きの詳細さで描きこまれてます。
私たちが特に注目したのは、全身に鎖帷子(チェインメイル)をまとった騎士ですが、
赤い頃もの上に、あれは多分真鍮なのかと思わせる少し金色がかったリングが、ひとつひとつ、光の反射なども違って、描かれてるんですよ。
ちなみに大きな絵ですから、この人物もほぼ1/1スケールなんです。
凄いですよね!
色も見事です。
一つの色から別の色への移り変わり。
トルコ人を撃退する時の攻防戦を描いた絵では、今にも火薬に火を点けるぞ、というのが生々しい。
実はそこに、火薬らしきものなどは描かれていないんです。
でも、向かって右側から、もの凄い炎光があたりを照らしています。
そして手前から立ち上る黒煙。
煙の向こうにある者がかすかに透けて見えるように描かれていますが、煙が濃い黒なので、よく見ないとわかりません。
ああ、凄すぎる。
万事がこんな風ですので、スラヴ叙事詩はどの絵も見入ってしまいました。
勿論、有名なアールヌーヴォーの作品も、ブレスレットのようなものや、ブロンズの彫像、あるいは習作まで並んでいましたよ。
私は目が悪いし、もうこのあたりは後で図録を買って良くみないと展示ではわからんわ-(だって切手や紙幣があるんですよw)、と、
少し疲れてきた事もあり、早足ですませてしまいました。
いやもうね、個人的にはスラヴ叙事詩を見たかったのです。
あんなに凄いとは思っていなかったです。
凄い。
ともかく絵が大きいので、あまり全国巡回のような手配はできないのでしょうか。
もしそうだとしたら残念です><
いっそ新幹線で東京へ!
……というのも、なかなか難しいですね。
図録良いですよ。
ぜひぜひ!
(おろおろ)
とても良さそうですね・・!
図録でも買おうかな!と思いました。
関西の快慶展と藤城清治展もまだ行けてないので急がねばでございます。
7月から堺市のミュシャミュージアムも再開なさるそうなので、そこで癒されようと思います(^^)
うわ、ポストカード入りというのはいいですね!
説明ありがとうございます。
チョコウェハースも美味しそうです。
中にはチェコ産のチョコウェハース と ポストカード(ランダム)が入ってました
https://www.instagram.com/p/BSyeMnDgbf4/?hl=ja
http://www.instagramator.com/media/1486826345144399165_4153598472
ミュシャ展行かれましたか-!
あの壮大さは言葉では言い尽くせないですね。
一生のうちにこれが見られるチャンスは一度きりだろうな、と思いました。
そういえば、ミュシャの絵のお菓子ボックスありましたね!
「お菓子入れか」と、とおりすぎたのですが、
ちゃんとお菓子も入ってたんですねー。
何が入ってたか教えて下さい!
音声ガイドを借りなかったのは失敗したかな(汗)
うさぎさんのように詳しければ、もっと楽しめたかも
お土産はミュシャの絵が描かれた缶入りお菓子にしました
まだ図録をあまりめくっていないんですけど、
綺麗な印刷でステキですよ~。
そう、点描だそうなんです。
一緒に行った友人ふたりが、ふたりとも絵を勉強した人で、
興奮気味に話していました。
ともかく見入ってしまって、ひとつの絵の前に随分な時間いた気がします。
違う画法で、とありますが、点描だったのですね。
1/1スケールですと、まさに場面に吸い込まれそうですね。
図録は原寸だけでなく、見やすいサイズも載っているのでしょうか?
手元でいつでも楽しめますね♪
ほんとに凄かったです。
圧巻です!
どうしても、テレビやPCの画面だと、本物より小さくなってしまいますが、
生は、天井近くまで聳え立っているわけですから。
チャンスがあればぜひぜひ!
そうそうは見られない展覧会だと思います。
それはもう凄い迫力です!
そしてその面積を点描で描いたというのが気が遠くなります。
ほんとに細かいんですよ。
良かったですねぇ~♪
しかも並ばずに入れたとは、何とラッキー!!
これも日頃の行いの良さ、でしょうか❤
スラブ叙事詩はテレビ映像やパソコン画面で見てさえ、ため息ものですから、本物はさぞかし…と思います。
行きたいなぁ!!!!!
部屋一面の大作、圧倒されますね。
関東は遠いですが、いつかご縁があったら、ぜひ見てみたいと思いました(^^)
素敵な作品の紹介、ありがとうございました。
体調を崩されているご様子、どうぞお大事に。