おんな城主 直虎 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2017/05/08 17:23:16
おんな城主 直虎 第18回「あるいは裏切りという名の鶴」
NHK 日曜夜8時~
▼カッΦдΦ
今回は、前半は前回からの続きで、鉄砲を作ろうとしていた直虎が、謀反の疑いで
今川屋敷に連れて行かれるという話で、後半は何とか難を逃れて井伊谷に帰った直虎が、
南渓にもらった書物で領主としての勉強を進めるうち、政次の本意に気づくというものでした。
前半は結構面白かったのですが、後半は地味な展開でしたね。
その面白かった前半の中でも、一番面白かったのは、寿桂尼があわや臨終というシーン。
その前に、氏真の妹を嫁がせた武田の御曹司が、父親への謀反の疑いで幽閉されるというニュースが
氏真の元に飛び込んできて、その直後に病気で寝込んでいた寿桂尼がもう死にそうという報せがきたため、
かけつけた氏真は息も絶え絶えの寿桂尼の手を握り、武田の長男が幽閉された、
おばば様でないと何とかできない、と訴えたところ、効果覿面、
虫の息だった寿桂尼がカッと目を見開いて、kwsk!と言ったのです。(やや誇張あり)
後半には寿桂尼が文を書いたりしっかり立っているシーンがあり、完全に元気を取り戻したようですw
このばあさん、ほんとにすごいですよねw
直虎にとっては直親の仇であるとともに目の上のたんこぶですが、同じ女性として同調できるところもあり、
なかなか侮れない、また憎めないキャラクターなんですよねぇ。
寿桂尼にしろ、南渓、そして故直平にせよ、このドラマは年寄りがいい味出してますよね。
本来前半の功労者は、作りかけの鉄砲を持っていって氏真に献上し、直虎の謀反の疑惑を晴らした
方久だったのですが、私の中では完全に寿桂尼にお株を奪われた感が強いですw
▼味方は敵のフリをする
後半は上述したように、直虎が政次の真意に気づくという話でした。
最初は、政次と同居している義妹のなつに「政次様は優しいお方」と言われ、
口は悪くて生意気だけど、細やかな心遣いをしていた小さい頃の鶴之助のことを思い出します。
また、政次が井伊家をのっとるつもりなら、何故嫁をもらい子を作らないのかという、
母の祐椿尼の素朴な疑問を耳にし、直虎の心は騒ぎます。
そして「敵を欺くにはまず味方から」という言葉を、南渓から借りた兵法書で知った直虎は、
今までの政次の言動を思い出すのです。
そして、いつも政次は直虎に謀反の疑いがあると言いつつ、先に今川に知らせることはなく、
まず直虎に後見を下りるよう勧めていたことに気づきます。
本当に井伊家をのっとりたいのなら、最初から今川に知らせて直虎を窮地に追い込めばいいのに、
なぜそれをしないのか。
そして、敢えて井伊谷のために直親を切り捨て、自分が今川からの矢面に立とうとしているのではないかと、
やっと思いつくのです。
ちょうどこのドラマが終わった直後に始まる「小さな巨人」のアオリ文句が、
「敵は味方のフリをする」ですが、ちょうどその逆「味方は敵のフリをする」ですねw
しかしそれが分かったからといって、手に手を取って井伊谷を盛り上げて行くという状況ではありませんし、
政次もそれは望まないでしょう。
直虎は、井伊谷の領主になることは自分で決めたことだから、井伊谷を守るために、
自分を利用しろ、自分もそなたを利用すると、政次に言いました。
その上で、これから井伊谷を守って行くためには、どうすればよいかと、政次に尋ねたところ、
政次は、どんなに卑怯、臆病と言われようが、戦わない道を選ぶと答えたのです。
うん、地味な展開だね!
ただ私、知っちゃったんですよね…こないだ別のことを調べててふと、直虎の死期を。
話がなかなか進まない、織田も豊臣も徳川もなかなか出てこないと思ったら、そういうことだったんだってね。
だからなるべく調べないようにしてたのになー!
彼女がこれから守って行く井伊は、徳川についてバリバリ働き頭角を現していった井伊直政の時代と違い、
小国を守るため、我慢に我慢を重ね、時には機転でギリギリのところを切り抜ける、
一見地味だけど当人たちにとっては波乱万丈の時代なのだと思います。
桶狭間!本能寺!関が原!みたいな戦国ファンが鼓舞するようなシーンがあまりないのは、
本当に損してるなと思いますね。
あと主人公の髪型でも、損してるなと思いますねw
高校の日本史は多分選択制だから、知識ない人もいるだろうけど(今の制度は知らないけど)
私の知識も大河ドラマや歴史コミックなどから仕入れたものがほとんどなんだよね。
ちなみに、高校レベルの日本史も知らないので、毎回、割と先入観なく見ているよ。
他に松山が好演していたのは、意外にど根性ガエルのヒロシで、
あれはヒロシが降りてるなって感じがしましたw
他はちょっと思い当たらないですw
私、ガンツに山田が出てたの知らなかったのですがw
昨日ザッピングしてた時、ランク付けの番組で、全世代で演技のうまいと思う俳優の
2位か3位に入ってましたよ。
聖おにいさんに関しては、福田×山田でドラマ化するのを知って興味がわきました。
ネットで試し読みしてみたらかなりツボったんで、まとめ買いしてしまいました。
確かにネタ的にはヤバいですが、読んでいると作者のそれぞれの宗教に対する
理解と解釈が深いことや、信者を不快にするようなネタが一切ないのは、
本当にすごい、この作者一体何者と思わせる内容でしたね。
ただ日本人はキリスト教にどこまで切り込んでもいいのか、
感覚的に分からない部分もあると思うので、映像化するとなるとやはり深夜でしょうなぁ。
キャスティングも難航しそうな予感がします。
山田はプロデューサーらしいですが、出演するのかしないのかも気になるところです。
直虎に関しては、何故直政を主役にしなかったのか、ちょっと謎ですね。
直虎が主人公だと時代的にかなり中途半端なところで終わりそうです。
前半直虎主役で、後半直政主役とかでもよかったんじゃないかな~
ぞぬこさんこにゃにゃちわ(^^♪
うん、うん、うん、うん
松山の覇気のなさハンパない(笑)
松山が憑依させた役どころで一番やと思うのは、映画の方では『エル』やと思うんやけど
これと比べたらなぜ????みたいな感じやなんやなあ(笑)
ほんま松山いう役者さんはぞぬこさんが仰る通りの方やと思うよ
で、このガンツなんやけど
映画に続編もあるんやけど、こちらには山田が出てるんや
よくTVでも映画でも続編に続くみたいなシーンあるやん
ガンツの終わりにも山田が約10秒ほど出てくるんやけど
その僅か10秒ほどで
演技うま!!!思わせているんやなあ
で、この演技みてしまったうちは続編もみてみる気になってしまってるんやけど
山田こやつは何者や思ってしまいましたなw
山田出てきたんで聖おにいちゃん絡みのネタやなw
来年あたりかなあ?聖おにいちゃんの実写やるはずなんやけど、監督が福田wwで
山田とタッグ組むみたいなんやwww
一歩間違えば爆弾ネタなってしまう宗教ネタなんで
大衆向けで表現するんはなかなかむずい思うんやな~
でも、この二人ならなんかやってくれそうな雰囲気やなww
これは期待できるんやないのかなあ~思っております。
さてさて直虎やな
ぞぬこさんは、直虎が何故こない展開なってるかの秘密を握ってしまったんやなw
ま~うちとしてはチラ見どころかジト見(ジト目)でみてしまってる今日この頃やけどなww