当たり前だが明治生れの祖母は年中着物をきていた
- カテゴリ:家庭
- 2017/05/06 16:37:09
当たり前だが明治生れの祖母は年中着物をきていた。
着物は季節によって着る着物が決まっている。
しかも6月7月8月が夏である。
特に7月8月は絽か紗である。
祖母は数点美しい絽?紗?の着物を持っていた。
家に変えると一重の着物を着ていた。
だから夏は着物を着換えはじめると出かけるのが解った。
更に実にざっくりと着物を着ていた。
そんな祖母に夏用に洋服が送られた。
で、想像がつく様にトイレでパンツを下げるのを忘れて大騒ぎ。
其れで初めて祖母は着物を着ている時はパンツを履いて無いのだと知った。
今はみんなはどうなのかは解らないが
私は伸びる素材の猿股の様なパンツを履いている。
ブラジャーも着物屋で着物用の二枚買って交互に使っている。
母も結構着物を着ていた。
母の実家は北海道では大工関係をしていたので
明治から昭和にかけて次第に発展して行く北海道で
可なり羽振りが良かったのだろう。
随分借家を建てて人に貸していたので
其れなりにお茶、お花の師範のめんじょ?免許を持っていて
其の為に結婚した時に持って来た着物も含めて
結構な数の着物を持っていた。
其の祖母や母から着物のルールを普通の日常生活の会話で
知って行った。
例えば名古屋帯でも金糸の模様がお太鼓に在れば
フォーマルに使えるとかで便利だからと其れを一枚持っていた。
勿論塩瀬も普通の楽だからと全通の名古屋帯も在ったが
兎に角其れが便利だと言って其の金糸の模様が入った
名古屋帯を良くしていた。
行く場所によって其れだとカジュアルな場所でも
少しセミフォーマルな場所でも相手の取り方次第で
どうとでも取れるのだそうだ。
更に祖母と母とで今日は何の着物と帯が良いかを
相談しているのを聞いて自然にそうなんだと理解した。
祖母は帯をごまかすのに便利だと羽織を使っていた。
其の為に羽織を脱げなくて暑くて早々に返って来たと言って
帯を取り替えてまた出かけたりもした。
様は少しセミフォーマルな席なのに金糸が入って無い帯だったらしい。
其処で帯を取り替えて向こうで羽織を脱げる様にして
出かけて行った。
日常でそう言うのを見て聞いているので普通に覚える。
其れ以外でも日本人には日本人の日常の中で伝わって来る物が在る。
其の生活の中で極当たり前に身に付いた物が理解されない時が在る。
何だろう此の違和感は?とふと顔を見てしまう。
其の「何だろう此の違和感は?」と感じる事がかなり前からテレビで感じている。
マスコミも含めてテレビの作り手が日本では無くなったのだろう。
其れがグローバルと言うのならグローバルとは何と雑で下劣で
低俗な物なのだ。
「刑事コロンボ」も其の他の海外ドラマでは違和感は感じないのに
何故日本のドラマで感じるのだろう。
其れは日本人の代々続いている家庭では
少し変?と思う様な微妙な違和感を感じるのだ。
アニメでも在りえない設定のアニメを一度見て
突っ込みどころが満載で其れを居直った「銀魂」とは
全く違った其れはダメだろうと言うのが在った。
確かに空を飛んだり不思議な力を覚醒したりと言う
在りえないアニメも在る。
私はアニメの中の「エロ」を否定しているのではない。
小学生と高校生の意父母兄弟が親の事故で二人で住み始めるのだが、
妹の方は所謂引きこもりと言うより「閉じこもり」になって
一年ぶりに姿を見せる設定なのだが。
少なくともそう言う生活にしては家は片付いて居すぎている。
其の上、小学校と児童相談所と教育委員会と福祉相談所は
何をしているのかと其の設定で最初に思った。
其処が過去にすったもんだの末に二人で住む事になったとしても
高校生の兄は超人並みに家事と学校と小説?シナリオ?作りが出来てと
万能すぎる。
其の上生活費と相続の手続きも其の兄があれだけ複雑な計算をして
税務署に申告を出したのであろうか?
妙にリアルな引きこもり妹の不満の言葉。
小学生が一年も誰にも会わずにネットの世界で外と繋がっていても
其れで絵が上手いだけで精神状態は保って行けるので在ろうか?
其の前に其れを改善しようとする大人との壮絶な葛藤を
乗り越えて其の後の世界にしても
何も感性に変化が無いのであろうか?
運動不足で基礎体力が衰えているのではないか?
一年位では支障は出ないのであろうか?
まあ、一回しか見ないでどうこう言うのは可笑しいが
最初の時点で見るのを止めた。
もっと丁寧な作りかいっそ自分の書いたシナリオのアニメの主人公が
出てくるぐらいの奇想展開でも許容範囲なのだが。
雑なのを数で出すよりは淘汰して行って
良いのを残した方が良いと思うのだが。
中国等が日本のアニメにまで工作活動をしようと
日本のアニメを研究しているのなら
本当は足手まといになっていて
アニメの質を落とす事になっていないか?
私は昔NHKの人形劇で「三国志」を見ていたが面白かった。
「キングダム?」もたまに見るがそこそこ見れる。
自国の歴史で破棄、否定して来た物に本当は価値が在る物が
沢山あったのではないか?
ユネスコが「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」に
世界遺産と認められないとしたらしい。
日本の「神」に対する考え方を「韓国人、中国人」が理解する事は
無理でしょう。
日本に彼らが観光に来ても見ても理解できないから
平然と傷を付けられるのだと思う。
ユネスコがどんな理由で否定したのかは解らないが
日本の多くの神と儀式の重要性を理解できない脳の範囲なのだろう。
日本の些細な場所にでも無数の色々な場所の研究を
世界は本気で日本の古代の歴史を研究すべき時に
来ていると私は思うのだが。
其れは世界にとっても重要な事だと思う。