心の中しかできない両親との旅
- カテゴリ:家庭
- 2017/05/05 12:25:25
連休中で親御さんとレジャーを楽しんでる方が多いのではないでしょうか。
うらやましい限りです。
元気ハツラツだった母が10年前末期ガンで逝き、母が大好きだった父も4年後、母のところへ行ってしまいもう私は親孝行できません。
レジャーも心の中で想像するだけです。
両親は親孝行のお手本を私たち子供にたくさん見せてくれました。
祖父母の家へ各自得意な料理を持ち寄って宴会三昧。
車数台で海や山へ旅行。
電車では一部貸切状態になった車内でやはり各自持ち寄った料理やお菓子がグルグル回り子供の頃の遠足より盛り上がってました。
他の寝てるお客様にはご迷惑だったでしょうけど。
祖父母の溢れんばかりの笑顔は今も心に焼き付いています。
私は一方的に世話になっただけで恩返しはできませんでした。
恩返しどころか育ててくれることを当然のごとく享受するだけで、職人の父とその父を助け喜々として働く母を心の中で軽蔑していました。
私は体じゃなく頭を使う仕事をし、またそういう人と結婚すると考えてました。
それはそれで結構です。
でも職人は体も使うけど頭も気も使う私のような馬鹿者にはとてもできない大変な仕事だったことが理解できてませんでした。
職業に貴賤はないです。
今はよくわかります。
旅行やプレゼントはできなくても、せめて若かりし頃の非礼を詫びたい。
安定しない収入で3人の子供を育ててくれた苦労をねぎらい感謝したい。
謝ることすらできない
若き日の罪に対する罰なんでしょうか。
いつか両親の元へ行ったとき
小生意気な娘で親の言うことを聞かないから
料理も下手、掃除も苦手、イケメン見ながらヨダレ垂らしておやつばかり食べてどうなるものかと見てたけど
子育ては頑張ってたじゃない よその子もかわいがって。
おばあちゃんちの立て付けの悪い玄関ドアをなおしてあげてたね さすが職人の娘だ。
ケガして困ってるおじいちゃんの代わりにお使い行ってたね お母さんのマネしてちゃんと特売品探して。
って両親にたくさん褒めてもらえるよう余生を過ごします。
両親が好きだった紫陽花の葉が風に揺れました。
おやつ食べてヨダレ垂らしてていいから私たちのところへは当分来るんじゃないよ。
息子に同じ思いをさせちゃいけないよ。
って両親は言うでしょうか。
でもねうちのボクちゃん
私に似ず親不孝は全然してないんだよ。
離れて暮らしてるから何してるかわかんないけど
お父さんお母さんが見ててくれてるから私は安心しておやつ食べていられるよ。
やっぱり俺たちに丸投げしておやつ食ってるよ。
って苦笑いしてそうです。
さてプリンとミルクレープのパフェ食べよう。
苦笑いでもいいから二人の顔見たいから。
ありがとう。
自慢してくれてるかどうかはわからないけど
いつも見守ってくれてる気配は感じるんだ。
よくお天道様が見てるって言うけど
私は両親が見てるから悪い事したら後でこっぴどく叱られるし
いいことすればきっと褒めてもらえるって思ってる。
いつか両親の元へ行ったら「自慢の娘です」ってお仲間に紹介してもらえるように頑張るよ。
おやつとイケメンさん好きは変わらないけどね。
ありがとう。
親孝行の定義って人それぞれあると思うけど、何かしてあげることより
ひじかたさんがおっしゃる通り
子供が幸せでいることが一番なのかもしれないね。
私はセナの親でもあり両親の娘でもあるでしょ。
両親には感謝の気持ちを物や形で示したくなるけど
親の立場になると、セナには何も望まない。
元気でいてくれたらそれだけでいい。
欲を出したらキリがないよ。
優秀な成績で大学を卒業し安定した企業に勤めて素敵な女性と出会って父親になって...
孫がいたらうれしいだろうけど
私はセナが一番!
お互いこの世に送り出してくれた両親に感謝して
私は幸せだよって言えるように生きて行こうね。
はじめまして。
優しく暖かいお言葉ありがとうございます。
私も息子も両親が待ちくたびれるほど長生きして
よく頑張ったと褒めてもらえるようまっすぐに生きて行きたいと思います。
「自慢の娘です」って言ってるよ 安心しておやつ食べてりゃいいよ
親孝行は 孫を見せてあげて 一生懸命子育てをする これに勝る 親孝行はないって・・・・
一生 親孝行はできないな・・・・・でも その代り 貰った命は すり減って消えるまで
大事に 大事にしようと思っている 今日 この頃です
子供たちとその子供たちが 娑婆世界(苦悩多き世界)それにめげず 元気で暮らすことが 今一番の
親孝行 なのだと 思いますよ。