老眼にムチ打って
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2017/04/27 21:04:26
先日も化粧品の試供品の小っちゃい字の説明をよく読まずクリームを鏡も見ずに塗っていたら、真っ白けの妖怪みたいになっててギョッとしました。
拡大率が高い虫眼鏡でよく説明を読むと何やらシミを隠す効果があるらしく塗り込んでも中に入っていかない物だったようです。
夜だからまぁいいかとそのまま寝たら朝はほとんど取れてました。
取れたというより布団に着けたんでしょうけど。
こんな調子で目が疲れるミシンや針で縫うことはほとんどしなくなりました。
先日ミシンを使ったらおもしろくなりまた何か作ろうかなぁって気になり連休中は服作りしようと考えてます。
まず祖母が祖父のために作りかけてた浴衣の生地がたくさん残ってるので息子の浴衣を作る予定です。
生地は手芸用品やさんのメーター1000円前後の安物ではなく某老舗デパートの越後屋的な反物です。
息子は幼いころから甚平や浴衣を愛用してます。
息子にとって曾祖父の遺品の浴衣をさりげなく着てる「後姿」はなかなかです。
「カッコイイね~明治の文豪みたいだよ」
とよく後ろから褒めたものです。
祖父が元気だった頃の下町吉原は三味線の音がすだれ越しに聞こえるような粋な街でした。
浴衣姿で本を読んだり囲碁をする祖父は素敵で大好きでした。
息子が幼いうちに亡くなってしまいましたが、博識で明治生まれの気骨と粋を兼ね備えた祖父をもっとふれ合ってほしかったです。
生き方もたたずまいもカッコよかった祖父。
そんな祖父が大好きだった祖母。
仏壇やお墓の前で手を合わすことも大切だけど、もっと二人のことを息子に話してやらなきゃなぁって思います。
初孫の私を目の中に入れても痛くないほどかわいがってくれたことも。
初孫でいたずらっ子の誰かさんが
碁石を排水口に詰め込んだこと
大事な本にいたずら書きをしたこと
練炭を持ち出し割ったこと
祖父の仕事道具でおままごとをしたこと
書き上げたらきりがない悪行三昧は履歴から消去して。
ママだったのかw
息子が幼稚園に入って袋やスモッグが必要になってコンピューターミシン買ったんだ。
これがおもしろくてチョットした物作るうちに服や浴衣も作るようになったんだよ。
型紙が売ってるからその通り裁断してミシンでガーってやれば簡単だよ。
小さいころはアンパンマンやウルトラマンの刺しゅうソフト買って安い無地の服を豪華にしてたよ。
最近は老眼鏡かけないと厳しくなってきたよ。
で、
悪行三昧の初孫は私。
息子はおりこうさんなひ孫だよ^^
(-^m^-)ププ
息子ちゃんの「悪行三昧」も お爺ちゃんからしてみれば「かわいい思い出」だったんじゃないかなぁ?
いいないいな おばあちゃん先生なんだ。
私は見よう見まねで市販の型紙使ってミシン縫い。
祖母が生地を裁って袖だけ手縫いで出来てたのを私が引き取って身頃と襟をミシンで仕上げたんだよ。
祖母が亡くなってから出てきたものだから何で未完成だったかはわからないんだけどね。
作ってる途中で祖父が亡くなったんだとしたらかわいそうだったな。
わかってたら祖母が生きてるうちに引き取って
息子に着せるって言ってあげたのにね。
天国の二人もよもや平成生まれのひ孫が着るとはねぇって喜んでくれてるかな。
やはり針に糸を通すのが難しくなり、よく糸通しのお手伝いをしていたなぁ(*^^*)
「よく見えるねぇ」って言われるのが
当たり前なのに少し誇らしい気持ちになっていましたw
和裁の針は、洋裁の針よりも穴が小さいらしいですね
それだけ日本人は器用だという事らしいですが、目には優しくないですw
今でも、祖母が作ってくれた紺色の紫陽花柄の浴衣を愛用しています^^