ハードホーはどこにあるんだい?
- カテゴリ:お笑い
- 2017/04/22 04:51:31
https://youtu.be/JWrOc8se2p4?t=117
ハードホーはどこにあるんだい?
ハードホーってなんや。
動画の説明では 戦艦大和の模型を指差し外人は「ハードホーはどこだ」と聞く。
どうやら波動砲の事らしい。
宇宙戦艦ヤマトと混同した訳でもあるまい。
外人なりに冗談を言ったのだろう。
それじゃーYOUは戦艦武蔵の模型を見ても「ハードホーはどこだ」と聞くつもりか。
http://www.tamiya.com/japan/waterline/img/31114_m.jpg
戦艦武蔵は戦闘のため航海していたがマリアナ沖海戦前の1944年4月に帰国した。
武蔵は修理を兼ねて改造作業が行われ、あ号作戦前に左右両舷副砲を撤去した。
第二次世界大戦は1939年から1945年までの6年間なので1944年なら大戦末期だろう。
すでに敗戦濃厚の状態で防空能力向上のため武蔵は副砲を撤去して、対空砲を多数、艦橋周辺に増設した。
副砲がなくなった事で武蔵と大和は外見上、目立った違いがなくなったように思う。
改造以前の武蔵は左右両舷副砲が煙突の横にあった訳だが、両舷に大砲を設置する無駄な設計は当時の日本海軍を象徴しているのかも知れない。
艦の中心線から外れた場所に大砲を設置したら敵艦が片方に来た時、反対側の大砲は何を狙えば良いのだろう。
ド級艦の語源になった戦艦ドレッドノートの優れた点は、艦の中心線上に大砲を並べたところである。
主砲、副砲を回転させれば、左右どちらにでも撃てるのだから合理的だ。
それを舷側などに配置したら、古い設計に逆戻りではないだろうか。
単に大砲の数が多ければ強いだろうという古い設計思想が、日本海軍にまだあったのだという証拠だ。
武蔵の模型を作るなら両舷副砲が設置してある古い方が良いだろう。
両舷副砲を搭載した時の武蔵なら大和と混同される事はないと信じたい。
大和型戦艦3番艦は空母に設計変更され信濃と命名された。
特撮映画の海底軍艦には海底軍艦 ラ號が大和型4番艦として登場。
架空の作品はともかく、大和型戦艦は大和と武蔵の二つだけである。
今はミサイルの時代。
ある意味オーパーツみたいな。。