幽霊飴
- カテゴリ:コーデ広場
- 2017/04/21 13:04:40
不死者狩りコーデ
もらったステキコーデ♪:137
日本にはこれといって知られている undead がいない、と思います。
undead は「死んでいないもの」、すなわち、
死んだはずなのに、あたかも生きているかのように動いている怪物。
ヨーロッパでは吸血鬼が代表的ですし、
動くミイラ(ゾンビのはしりなのでしょうか)もあるし、
支那にはキョンシーがあります。
そういえば、支那には、「冥婚譚」というのがあります。
これは、若くして亡くなった男女と、生きた相手(大抵はなくなった男子に乙女を)めあわせ、
それによって死者の冥福を祈るというものです。
日本にも似たような考え方は伝わっているらしくて、
近くは、靖国神社に、若くして戦死した方に、花嫁のかわりとなる花嫁人形を贈る……というのが、たくさんの花嫁人形の奉納という形で伝わっています。
けれど、日本には非常にユニークな一種の undead があるのです。
それが、幽霊飴。
みごもったまま亡くなった女が、棺の中で赤ん坊を産み、
乳や、そのかわりとなる飴のかわりに自分の眼球を含ませる、
あるいは乳のかわりになめさせる飴を買い求めるため、夜半近くの家を訪れる、
そういう言い伝えです。
このタイプは他国の伝説では見ないよなあ、と思います。
悲しい言い伝えですが、
どこか優しいものも感じますね。
undead の「死んでいない」は具体的には、墓の中でおとなしくしていない、という事のようです。
魂は失われているので、魂のある存在(生きているキリスト教徒)をうらやむ、などとも言われています。
妖怪とか魑魅魍魎は元が人間というわけではないから、またちょっと違うかもです~。
幽霊飴、そういや父親についてふれたものはないですね。
考えてみたらそうです。
父親はどこにいるのだ~。
死んだことに気が付いていない…ということ???
吸血鬼は…死んでから蘇るのでしたっけ?
日の光や十字架等で、再度?命を失いますが…
日本では妖怪とか魑魅魍魎とか???
でも…妖怪は死んでいる訳ではないですもんね。
ちょっと違いますね。
幽霊飴の話は良く聞きますよね。
飴屋さんが後を付けて行ったら墓場に…という。
父親はいなかったのでしょうか(;_;)
湿度!
そこは失念していました~。
確かにそうですね。
腐敗するのも早そうです><
日本では湿度が高くてアンデッド系の話は生まれにくかったのかもしれませんね。
ありがとうです!
厨弐も好きな要素ですw
あー男の娘でもかまわないですー、アバなのでw
リアルだとそう言われたら相当悩みますが。
そもそもリアルで女装はないわー、ですし。
雪女は一般敵には幽霊ではないと思いますが、
これも全国豪雪地帯には数々ある伝承のようですから、
幽霊であるバージョンもあるのかもしれません。
男を取り殺すタイプの怪物なのは間違いないですねー。
一応、それよりずっとマイナーですが、吸血する怪物ならば、
磯女郎というのがいるようです。
また、死なないという事なら、八百比丘尼というのがいますー。
ただ、八百比丘尼は生きながら不死の存在になってしまうのですが。
雪女は入らないのかな?・・・・あれは幽霊だっけ?
それにしても今回のコーデも中二的要素があってカッコいいですね!
でも頭のうさ耳とリボンと髪型のせいでどうしても男の娘に・・・・もとい中性的に見えちゃいますw
実は産み落とすまで生きていたとか、本当に死んでから産んだのだとか、
言い伝えによってバージョンがあるみたいです。
吸血鬼は日本人には人気があるんですよね。
この場合の原型は、ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』及びそれを原作に作られた
古典的なホラー映画のキャラクターなんだと思います。
民間伝承の吸血鬼は、そりゃもういろいろな種類があるんですよ。
怖い話というか、いや、それも好きですけど、
私は神話とか民話とか伝承が大好きなのです~w
このあたりは、文学がどの程度関与しているかによっても、印象が変わる気がします。
幽霊飴は類似の民話が日本全国、あちこちに散在しているようで、
今でも「幽霊飴」の看板を掲げているところもあるらしいですよ。
これが、幽霊が買いに来た飴です、ということで。
目を食べさせるとか恐いよぉ~(^_^;)
翔さん恐い話も好きなの?
吸血鬼は皆がおもちゃにしすぎちゃってるからか、なんかあんまり恐い感じしないかもぉ(^_^)
でもアンデッドなのよね(^_^)
少し違う感じでしょうか。
座敷童は、近い存在でしょうか?
言い伝えは、死者を慰める、鎮魂の心から生まれているように見えますね。
吸血鬼は、ファンタジーの究極の位置にいるような気がします。
恐れと同時に、永遠の命への憧れの存在として。
飴は知らなかったのですが、きっと多くの伝承が、
世界中にあるのだろうな~と思いました(^^)