Nicotto Town


「さくら亭」日報


『図書館の魔女』によせて~蛇足


下の記事で私が現在どれほど『図書館の魔女』という物語を

愛してやまないかは想像がつくかと思います。

しかし、それをニコタでやるならアバにきせかえするしかあるまい?

ところでマツリカは、肩の上で切り落とした黒い巻き毛の持ち主。
服装は「裾がひざまで届く詰襟の黒いローブ。
白い詰襟のブラウスの上に茄子紺の襟ぐりの大きい別珍のローブ。
こちらは腰を紐でしぼってある。
黒のも紺のもローブ表記ではあるけれど
ローブというのは直訳だと長衣なので
黒いのはマント、紺のはブラウスの上に重ねたロングワンピだろうと解釈。

でも、そんな髪型も衣装もうちの猫娘は持っていないわけで。
「これはあくまでもイメージです」
と注釈が必要かもしれない。
足元も本来、短靴のはずだし~?
不思議図書館の背景はこのフレームしか持っていないのと、
蝋燭を持たせたかったので少し暗い背景にしてみました。
猫娘、ちょっとおりこうに見えますw


まあマツリカはいいんだ。
なんとなくイメージできるし。
むしろ難題はキリヒトである。

裁付袴(たっつけばかま)に草履。
時々、足袋。
膝下に脚絆。
…なんか和風なイメージ。
裁付袴は、忍者が穿いているようなやつですね。

さて、マツリカの図書館、高い塔も、住居である「はなれ」も、
王宮の敷地内にあります。
で、マツリカの元に着いた当日、その足で宮城に連れられていくのですが。
…着替えた様子がありません。
山奥の鍛冶の里に質素な小屋に暮らしていたキリヒトですから、
当然、着ているものも質素なものでしょう。
そのまま、貴族や王族のいる宮城へ赴きます。

…服装を改めたり、新しい服を用意するという、そういう観念はないのですか?
偉い人の前でも、普段着でいいんですか?
物語が進む中ででも、
なんかずっとその格好だったっぽいんですけどね、キリヒトは。

物語においては重要でなく、おそらく作者にとっても重要ではなかったのでしょう。
でも私は気になります。
ものすごく気になります。
そんなことばかり気にしていると
マツリカ様に軽蔑の視線を浴びせられるのは確実。
でもそれでも気になるんだもの!

そして水くみ描写はあるものの、入浴描写はない。
お風呂はどうしているんですか?
入らないんですか!?
水で濡らした布でぬぐっておしまいですか!?
中世ヨーロッパがモデルなら仕方ないですけど
絶対臭い!
すごい気になって仕方ありません。
入浴もまた文化。

…というわけで、とっておきの入浴剤使ってきます。
日本人で良かった。




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