森博嗣 S&Mシリーズ 完
- カテゴリ:日記
- 2009/09/25 22:04:01
毎日寝る前に数ページずつ、欠かさず読んでました。
やっと読みおわったー!
やっぱ素晴らしいですね、森博嗣さんの小説は。
(まあ彼以外の小説はほぼ未読なんで比較はできませんが・・・)
最初にデビュー作の「すべてがFになる」を読んで、度肝を抜かれました。
ミステリー小説としてはもちろん、登場人物のキャラのバランスと性格の外形の明解さ、展開など非常に刺激的で、一発ではまりました。
2作目以降はミステリー小説としてというよりも、もっとキャラクターの思考(=森博嗣の思考)に着目して読んでいました。
各作品のストーリーに混じって「生と死」「大人と子供」「天才と凡人」等というものに対する森さんなりの考えが見えて、しかもそれが同じ理系人間の僕にとって非常に共感できるものばかりで、とても楽しく発見とスッキリの連続でした。もちろんこの本質的な部分がストーリーのトリックなり動機なりにつながっているんですけどね。
他にスカイクロラシリーズも読んだことがあります。S&Mシリーズとは空気感も舞台も全く異なっていて、別物と感じる方が多いようです。しかしどちらも本質的な部分は同じで、両方読むことでさらに森博嗣ワールドの理解が深まる!と僕は思います。
とりあえず次は、既に購入していた四季シリーズ4冊を読んでしまおうと思います!
浮遊研究室おもしろいですよね♪
「春」は読み終わりました・・・が、僕の脳では理解不能です(><)
(確か「すべてがFになる」でも出てきた)栗本其志雄の人格・存在が・・・
とりあえず棚上げにして、「夏」へ突入!
小説ではないけど、モリログ(浮遊研究室?)も好きです。
四季シリーズ読んだら感想聞かせて下さいね!