<新番組>CRISIS 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2017/04/12 16:53:26
<新番組>CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #1
フジテレビ 火曜夜9時~
▼どんな作品?
警視庁警備局長直轄の機動捜査隊特捜班という架空の部署に所属する捜査員たちと、
国家に牙を剥くテロリストたちとの攻防を描くサスペンス系の警察ドラマ。
小栗旬演じる主人公は元自衛隊員、西島秀俊演じる捜査員は元公安、
田中哲司演じる班長は元捜査一課の刑事、野間口徹が演じる捜査員は元爆発物処理班で、
抜群の嗅覚を持つというどこかで聞いたような設定、新木優子演じる捜査員は元サイバーフォースという
一見錚錚たるメンバーなのですが、実は全員脛に傷持つ身らしいです。
雰囲気的に3年前独偏賞で脚本賞を受賞した金城一紀の「ボーダー」に似てるなぁと思ったら、
やっぱり金城の本でした。主人公も同じ小栗ですしね。
ただ小栗がヒゲ生やして髪にはパーマ当てて、すぐに見知らぬ女性を口説くような肉食系なところは
ボーダーとかなり違いますけどw
あと、ボーダーはテレ朝だったので、放映局も違いますね。
▼冒頭を見逃す
案の定、今日から開始されるのをすっかり忘れてBSを見てましたが、フッと思い出し、
即録画&視聴したのですが、結局12分くらい見逃してしまいましたw
しかし冒頭はこの公安機動捜査隊特捜班(長い!)をサラリと紹介するための単純な事件で、
15分くらいで片付いたため、今回のメインストーリーの内容はまだ始まってませんでした。
念のため無料配信がないかどうか確認したところ、300円の有料配信はありましたが無料はありませんでした。
ざんねーん! フジテレビせこい! 12分に300円は出せないなw(せこいのは自分かw)
といってもこのドラマはカンテレの制作なので直接フジは関わってないんですけどね。
▼以下ネタバレご注意!
今回は、外務大臣のバカ息子が首に爆弾を取り付けられ、今まで犯した罪を
大臣がテレビで公表しなければ爆発させると何者かが脅してきたという事件でした。
このバカ息子がほんとに悪いやつで、その上バカ息子の数限りない罪をすべて
大臣が警察に圧力をかけて隠蔽していたのです。
この大臣、単なる政治家ではなく、以前国家公安委員会の委員長をしていたらしく、
今でも警察にかなり顔が利くというわけです。
まぁ正直殺されても全然可哀想にはないというか、殺してほしいくらいの人間ですが、
それを主人公たちは何とか守り、解決に導かなければならないんですよね。
要するに隠蔽の上塗りです。これはかなりのストレスです。
最後、大臣や息子に何らかの社会的制裁が加えられるのかなと思いつつ見ていたのですが、
ただ息子が女性捜査員に平手打ちを食らっただけでしたw
金城らしいオチのつけかただなと思いましたよ。
▼平成維新軍
どうやら主人公たちの仇敵となるのは、平成維新軍という名前のテロリスト集団のようで、
今回の事件も、爆弾のスイッチを握っていたのは娘が犠牲になった警官でしたが、
何者かに入れ知恵され、大臣の息子の拉致なども手伝ってもらっていたようです。
彼らは一体何者なのか、キャストにすら載っていないのでわかりません。
正体を伏せるためにキャストに掲載していないのか、それとも無名の俳優を使っているのかは不明です。
しかし、宗教や民族の違いで人を殺す海外のテロリストと違い、平成維新軍のテロリストたちは
国家を悪とみなし、その権力にあぐらをかいたり悪用したりしている人物をターゲットにしているので、
果たして彼ら自身を巨悪と言ってしまっていいものやら、私にはわからないんですね。
金城の脚本は、秩序を守ることによって生じる矛盾や悲しみをどう超えていけばいいのか、
それをテーマにしていることが多いので、一見派手なドラマに見えますが、結構な社会派になりそうです。
単なるホラー調のサスペンスではなく、ミステリー要素が強いということでしょうか。
それなら見られるかもしれませんなぁ。
香川の変鯛顔に耐えれればですが…。あの歌舞伎顔で悪役やられると、本当に怖そう。
伏線多いドラマって、2回見てやっとああ!て思うこと結構ありませんか?
ミステリーに限らず、1回見ただけでは製作側の意図を汲み取れないことが
結構あるんですよね~。
西島は今回あまり出番がなくて、添え物みたいな感じでした。
恐らくこれから存在感出してきてくれるとは思いますが、
笑ったのは覚えてないですねw
ボスが警察内部にいる可能性は確かにあります。
義憤にかられた余り犯罪に走ったような集団なので。
今のところメインキャストに怪しい人物はいないのですけどね。
ぞぬこさんはいかがおすごしかにゃ
こにゃにゃちわ(^^♪
そそ!クリーピーは香川が変鯛のやつやなw
そして・・・(・・・が重要なんやけど言えんw)
これ見終わったんやけど、途中ところどころ怖いとこあるんやけど
ぞぬこさんが怖がるほど怖くないかも
至る所に伏線落とし込んで見る方がそういうところ掻い摘んで考えて答え出すパターンの映画なんで
見逃し厳禁の部分多くて眠い時に見たらあかんタイプのやつだったなあ
黒沢ってこういうタイプの映画ほんま得意やなあ
クライシスでは
ここでの西島は何回笑うんやってことに興味そそられてるんやけど
どや、ワラタ?w
てか、平成維新軍って取って付けたようなネーミングにワロタんやけど、
ボスがメインキャストのどなたかやないの?ってパターンにうち考えてしまうんやけど
優秀な脚本家のようなんで、たとえそうだとしてもそう単純にはいかないんやろねえ