りり、小説を書いてみる①-その2
- カテゴリ:自作小説
- 2017/03/31 23:47:28
つづきです
その頃、僕ゎ小学5年生、妹ゎ3年生だった。
僕と妹ゎその頃よく遊んでいたが、仲がよかったわけでゎなかった。
妹ゎアタマが悪かったし、ノロマだったから僕をよく苛立たせた。
でも、本当に腹が立った理由ゎ妹が周りのオトナたちから無駄に可愛がられていたことだった。世間でもよく見られる「おにいちゃんでしょ」というアレも気に入らなかった。
だから僕ゎちょっとしたコトでもよく苛立ち妹を怒ったり、下僕のように扱っていたのだった。
そんな妹でも時々僕と張り合うコトがあった。そんな時、僕ゎ妹のコトを生意気だと懲らしめてやることにしていた。
ある日、母が僕と妹のふたりに、お使い事を頼んできた。
「ふたりで壊れたポットをゴミ捨て場に出してきてちょうだい。」
たったひとつのポットだった。母ゎなぜ僕らのどちらかに頼まなかったのだろう。ごみ捨て場ゎ家から歩いて2分程度の場所にあった。
「はぁい。」
妹が先に返事をした。
僕ゎ妹がそれを受け取る前に、素早く妹の前へ出て受け取った。それからふたりで揃って家をでた。
「おにいちゃん、私が持っていくゎ」
妹ゎ少し不満げな声で言った。
「いい。」
僕ゎ妹の言葉を切り捨てるよぉに言って足早に歩いた。
「おにいちゃん、ママゎふたりに言ったのよ、ふたりでじゅんばんこに持ちましょうよ」
妹ゎこぉゆう時に生意気になるんだ。「わかった、ぢゃぁ20歩ずつだ。」
僕ゎ少し大股ぎみに20歩、歩いた。妹より僕のほぅが長い距離を歩けるからだ。僕ゎ少し威張って歩いてみせた。
最後の20歩ゎ僕の番だった。僕ゎ得意げに妹を見下ろした後でゴミ捨て場にポットを投げた。ポットゎゴトンと音を立てて転がった。それを見た妹がそのポットをキチンと立てて置きなおした。僕ゎまたイラッとした。だから僕ゎそのポットをまた持ち上げて置きなおした。ま、無意味なコトでゎある。
「このポットに最後に触ったのゎ僕だ!」
この無意味な行いの理由ゎそれだった。妹ゎ僕の言葉にハッとして、そのポットにわざわざ触ってみせた。モチロン僕ゎその後にもう一度触ってみせた。妹が反抗的な顔をして、もう一度触ろうとしたから僕ゎ妹の腕をつかんで遠ざけて今度ゎ足でポットを触った後、妹を引っ張って帰った。「勝った。」と思った。
-----------------------------------つづく-----------------------------
今回ゎ兄と妹の関係性を書いてみたよ
「穴」についても触れておきたかったけど
長くなっちゃったので
また、この「ゴミ捨て」の続きから次回、書く所存^^
読んでくれたかな?
つまんなかった?。。。ま、つきあってよ^^
ね^^
にゃん♪
穴は、どうなったのかな?って思いました。
いい前振りですね。
ここで、初めての「にゃん♪」を発見。
こんなに前から、にゃん♪・・・だったんですね。
では、私も・・・にゃん♪
5歳前のりりさんにご挨拶。
自分にも妹がいたからその気持ちわかります^^;
「を」使って!
by 元編集者(* ´艸`)クスクス
妹さんは最後にお兄さんへの反抗心と共になにか心に芽生えたかもしれませんね。
お兄さんは何に勝ったのかな。
続きが気になります。