脳活日誌757号
- カテゴリ：日記
- 2017/03/29 12:55:48
社会の発酵現象。
いろんな事件、事故が毎日起こっている。次々、どうして事件、事故が起こってくるのか。恐怖でもあり、不安でもあり、心配でもある。何か、社会が発酵してブクブクと泡が噴き出してくるような気がしてならない。流れに歯向かえば、泡立つ。イギリスのＥＵ離脱といい、トランプ政権の既存の枠組みへの反撃といい、何か抵抗する時代になって来た。
日本では例の国有地の払い下げ問題である。たぶん、10年ほど前であれば、政界は大混乱になっていただろう。ところが、小選挙区制になって勝ち負けがハッキリ出るようになり、過半数の議席を取りやすくなってから、政権が安定してトップの我儘が通りやすくなった。国家を運営する行政組織の人事権を官邸が掌握し易くなっているのも事実である。巨大な政府組織の中におれば、トップの風向きを推し量るようになってくる。どのような流れになっていくのか、しっかりと見定めていかないとポストの獲得に支障をきたすことも事実であろう。
長の付くポストは一つしかない。補佐では駄目。亜流でもダメ。こうなると、こうなるしかないということになるのではないか。事態を乗り切れば、功労である。混乱もチャンスになっていく。乱世になれば、才能を発揮する人には絶好の機会となる。安定より混乱の方が生きがいと考えている人だってあろう。この意味では深く静かな末世になってきたのかもしれない。どんなに強固な政権でも、崩壊する時はパラリと倒れるものである。江戸幕府は黒船来航で倒壊したようなものだ。戦前の旧陸軍は大本営発表で自壊した。嘘ばかりでは戦況は悪化するばかりであった。自戒、自責の念がなければ、リアリテーは保たれない。それに虚偽、欺瞞は健康に悪い。精神衛生上もよくない。嘘つきでは生活の安定はない。
まぁ、生きていれば毎日何かが起こるのですけれど・・・
それにしても、「まさか！」ということが多いですよね、最近。
「そんな馬鹿な！」
その、そんな馬鹿な、が起こるんです、1日1回は・・・