那須の雪崩遭難は、人災だ!
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- 2017/03/27 20:59:20
今日、私が好きな場所の那須で、とても悲しい事故が起きました。
栃木県高校体育連盟の春山登山講習中の雪崩遭難事故です。
27日の茶臼岳(標高1915メートル)を登山予定を、雪が降る悪天候のため教員らが午前6時に中止を決定。
代わりに雪上を踏んで進むラッセルに切り替え、午前8時から同9時半の予定で取り組んでいた。
この時期、下から茶臼岳までの登山は、かなりの技術と体力が必要なハズ。経験値の少ない高校生には、重荷。
それなりに経験値がある私でも、茶臼岳までの日帰り登山はシナイ。なので、中止にしたのは、英断だと思います。
が!代わりに、ラッセル訓練を選択したのは、無謀と言えます。事故が起こってからだと、エラソウな事は、
言えないけど、まさに、自殺行為。当該教員なら、私は、訓練自体をも、進言しましたね。
冬季のふわふっわの雪(これでも、雪崩は危険)なら、まだしも、春先の湿った重たい雪の雪崩の恐ろしさの認識不足。
山を、舐めているとしか言えない。春山登山講習を行う教員なら、プロフェッショナルなハズ。
雪崩が起きた瞬間、引率教員が、『伏せろ!』と指示。まさに、素人判断。私なら、『泳げ!』と叫ぶ!
雪崩の中、伏せたら、雪の下。泳ぐ様に手足をバタつかせたら(骨が折れても)、雪崩の上に出れて、少しは助かったハズ。
いや、そもそも天候の読み違いをした、教員の判断による、人災だと、思います。
最後に亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。
数百人が死なないと、危ないから止めようという意見はでないのかな。
言い訳必要ないですよね
立案して無かったとの事。もう呆れ果てるばかりです!
日本中に無責任が蔓延してますが、亡くなった方が、
浮ばれません・・
どんな素晴らしい言葉を重ねても、『山』を知る人には、言い訳にしか、聞こえない。
本当に詫びる気持ちがあるなら、その冷たい雪(亡くなった方々が埋もれた雪)の上で土下座して下さい。
三魅ママが言うにはそもそも3月は雪崩が起き易くこんな事は登山やスキーに詳しい人達には直ぐ判る事しかも救助隊の連絡も報道陣に言った時刻よりかなり異なっているともうこの校長無茶苦茶矛盾してますよ。
悲劇は繰り返される
普段は静かな地元が異様な雰囲気です。
いろいろな事実が出てきています。
遠くに見える山を見ながら冥福を祈ることしか出来ません。
大きな事故ってのは何かしら、そうした判断ミスが伴ってますね。。。
言ったこと自体も時期的にどうか・・・
前の原発の事故かて・・・
結局、非常電源、海の真ん前の低い所に設置してたからて・・・流されて当たり前。。。
これも、実際人災ですよね。。。
何かの施設にしろ、冒険にしろ・・・
想定できないことも想定したうえで・・・
正確な判断が求められますよね。。。
『大雪!?じゃ、茶臼山積雪山行をヤメて、ラッセル訓練をすれば良い』位にしか、考えてなかったのか?
スキッパだった、那須町の職員は、(あの近辺でラッセル訓練をおこなう事が)わかっていたら、
止めたと、証言。思えば、私が勤めていた山小屋でも、あの凄い雪だったら、行動を静止させます。
(因みに、私の山小屋、その昔、遭難する様な天候の時、言う事を聞かずに、無理に行動する登山者に対して、『ぶん殴ってでも、止めた!』と所以の山小屋でした。)
いや、(長野)県警からも登山者に対して行動静止要請が、かかるハズ。
ところが、栃木県警は、勧告無し。そのハズです。そもそも登山計画が、提出されてなかった。
だから、雪崩が起こる事の認識は、なかったかと。(十中、八、九、責任者は温泉宿で、のんびりと過ごしていたでしょう。)
せめて、吹雪の中、寒さの中で、(最高責任者が)テント泊をしていたら、全面中止に、なっていたでしょう。
で、実は、ビストさんのコメントを待っていたのです!若干認識が違うようですが、同じく人災と認識。
ま、そんな温泉宿でのんびりと過ごす人が最高責任者だから、ビーコンは勿論、ゾンデ棒も無く、下手すると、スコップすら無かったのでは?(雪山と認識してナイ。)
雪崩遭難事故の時、即救助活動開始が、原則なハズ。多分、その活動が出来る人は、当時、居なかったかと?
結局、救助の人達が現場まで、上がって来る2時間は、何も出来なかったでしょう。(これも、亡くなった人が出た要因の一つかと。)
いや!そもそも、(素人のハズの)生徒が『危ない・ありえない』と感じた、感覚が正しいのです。
今のトレンドからして違うと思います。
また、冬の三種の神器の一つビーコンを所持していなかった。ゾンデやスコップはもっていたのか?
研修のはずなのにどうなっていたのか、スキー場だったのでその点は手を抜いたのか、
ベテランが付いていたというがキャリアや最新の知識を持っていたのか、過去の経験値だけの行動ではなかったのか、出発前の弱層テストはしたのか、まだ、詳細は分かりませんが私も人災だと思います。
得てしてこういったイベントになると撤退や中止を嫌がるもので、トムラウシの人災の経験は生かされていないみたいですね。残念。。。
退くことは恥でない
”中止を決断する訓練”も必要なんじゃないですかね。
雪崩に巻き込まれた心肺停止状態8人の方が、亡くなられました。
死因は、圧迫・窒息死との事。返す返す、『伏せろ!』ではなく、『逃げろ!泳げ!』で、あれば・・・。><
遭難現場に程近く、標高は低いですが、ニコタ仲間のなつみさんにお尋ねしたら、
『~降り出した時間は分かりません。 6時に目が覚めると霙が降った後がありました。その後は雨でした。』
との事。つまり、雪はかなり水分を含んだ、重たい雪である事が想像できます。雪崩ると、相当な破壊力が・・・。
栃木県高校体育連盟の橋本健一会長は、登山経験が豊富な教員が引率していたとし、「今まで一度も事故がなく、高く評価していた」と説明。
山屋の世界から離れた私ですが、『登山経験が豊富』なら、『想像力の欠如』としか言いようがない。
いや、『登山経験が豊富』なら、雪崩の発生時、『伏せろ!』とは、絶対に言わないハズ。
悪天候で、山行・訓練するなんて、かつての『山学同志会』じゃ、ないんだから!
空は晴れていて、那須高原の街並みがきれいに見えるのに
目の前の茶臼岳と連山だけ雪が降って
あっという間に山が雪で視えなくなります
窓ガラスまで吹き付ける雪と氷に覆われ、
窓枠や屋根からは、つららが垂れていました
ホテルから豪雪と吹雪でできた樹氷や山一面の雪景色を眺めていました
青空がみえても、吹き付ける強風や短時間に急激に変わり続ける天候と
麓の鹿の湯では陽がさしていたのに、
山道をあがってくる10分間に降り始めた雪とその積雪量の多さを考え
外出は無理と判断してホテルで3日間すごしましたが
那須ファミリースキー場でスキーをしてきた方たちもいらっしゃいました
あの雪山でテントを張って春山登山講習をした高校生たちが
雪崩に巻き込まれたのを知って
ショックです
傾斜はないものの笹の上に積った雪は不安定でした。
スキー場はずっと手前ですね。
雪崩としては小規模だったようですがスキー場の雪崩は電車道で
ストーンと来ます。直撃を食らったのでしょうね。
この事故は知りませんでした・・。
若い方が亡くなるのは・・辛いこと(uдu*)σσ・‥…━━━★DЁSЦ
ご冥福をお祈りいたします・・(-人ー)