<最終回>人形佐七捕物帳 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2017/03/15 17:14:11
人形佐七捕物帳 第十二夜(最終回)「音羽の猫」
BSジャパン 火曜夜9時~
▼ようやく最終回
昨年10月から始まったこのドラマも、今回でやっと最終回を迎えました。
不思議と、相棒や科捜研のように半年ずっと毎週放映されていたドラマに比べ、
長いな…と思ってしまうのは何故なんでしょうねw
12回しかなかったのに何故半年もかかったかというと、ご覧になっていた方はご存知でしょうが、
ひとえに第1・2火曜という、変則的な放映日のせいです。
ではあとの火曜日何を放映していたかというと、やはり同じような世話物の時代劇だったようです。
佐七は捕物ですが、チャンバラやアクションはほとんどなく、
ストーリーで見せるタイプの時代劇なので、世話物に近い気がしますね。
時代劇を作るにはとにかく手間とお金がかかるので、民放がBSで放映する場合、
ソフト化して販売したり放映権を売ったりすることを視野に入れていると思うのですが、
それだと毎週放映にすると品質が下がりかねないので、
月2回の放映というのは、時代劇には合っているのかもしれませんね。
ちなみに最終回らしい最終回ではなく、次回作を思わせるような終わり方でしたが、次回作はあるんでしょうか。
あまり面白いとは言えず、ついに最後までキャナメが美男扱いされることに対しての違和感が
拭えませんでしたがw、多分次回作があったら見てしまうんだろうなぁと思いますw
▼ニャー!
今回は猫にまつわる犯罪のお話でした。
といっても化け猫とかおどろおどろしい方向性ではなく、重要なアイテムとして出てきた感じです。
猫のツメに金粉がついていたのが、重要な証拠となりましたが、猫に詳しいと疑問に思う点がいくつかあるのです。
まず猫はきれい好きというか、体に何かついているのを嫌うので、ツメに金粉がついていたら、
きれいに舐めとってしまうと思うのです。
また猫のツメは層状になっていて、ツメ砥ぎをすることで、先が平たくなってきた上の方の層を剥がし、
下の尖った層を出しています。
つまりツメの表面に金粉がついていたとしても、グルーミングとツメ砥ぎでほぼ取れてしまいます。
なのであんな金色に光るほどツメに金粉がついたままというのは、絶対にありえないですね。
まるで金色のマニキュアを塗ったかのようでしたからねw
また、辰五郎も酷いw
猫のツメをあんなに切ってしまうなんて…。
猫に祟られたのかもしれないと言ってましたが、まさにそうだと思いますよw
猫に徒する者は皆滅べニャー!
▼以下ネタバレご注意!
他にも疑問点がいくつかあって、殺された遊女のお咲が、辰五郎が猫のツメを切ったことで、
酷く落ち込んでいたという話でしたが、それは何故でしょうか。
ツメを切られたから、お咲が婚約者の芳太郎と猫の鈴の中に付文を入れて文通していたことが、
バレてしまったというようなくだりはなかったですよね?
そもそも何故文通がバレたのかがよくわかりませんでした。
まぁ、猫の鈴の中に入れるって、元々あまり確実な方法ではないですし…。
あと、猫の飼い主であるお銀は、元旗本の囲い者とのことでしたが、彼女の身分は一体どうなるんですかね。
普通に町方に捕まってましたが、武家出身だったり、武家でなくても旗本の縁者ととらえるなら、
町方には手出しはできないはずです。
となると、武家出身ではなく縁者扱いもされてなかったということでしょうか。
そんな不安定な身分で、あんな豪邸に住んでいたんでしょうかね。
囲い者なんて普通正室や世継ぎからすれば目の上のたんこぶですから、
囲っていた先代が死ねばどう考えても放り出されると思うんですけどね。
放り出されないとしても、あの豪邸はないと思うわ。
世継ぎを産んだという感じでもなかったですし、彼女の身分が本当に謎でした。
スリル!とトリックのキャストを比べる時、阿部と山本が非常に似たポジションにいるということです。
金粉、猫の耳の中に付着していたというのはどうでしょうね。
耳の中は自分でなかなかお手入れできませんし、奥まで入るとそう簡単には取れませんよね。
切ったツメの映像が、コロンとした一体型に見えたので、
ああこの話を考えた人は猫の生態などどうでもいい人だったんだなぁと思いましたw
ぞぬこさん、こにゃにゃちわ(^^♪
うんうん、小出と山本だったら良い勝負やなあ!
にゃ~の話題に反応せずにはいられないうちなんやけど
ツメに金粉ってめっちゃ不自然やな・・
にゃ~のやつ、よほどのことがない限り
金粉のマニュキアなるほどツメ全開に出さないもんなア
金粉あるところに鼠でもいたんかなあ~
それともライバルにゃ~がいて決闘w
てか、いくらツメ全開にしたところで、マニュキアなるまで金粉付かんし、
そのニュアンスだけでどんな画像だったんかが想像つくにゃあww
ツメやなくて
あしの上の毛の間に金粉が紛れ込むんだったら、話はわかるんやけどなあ