<最終回>科捜研の女 season1...
- カテゴリ:テレビ
- 2017/03/11 17:44:45
科捜研の女 season16 Last File「完璧防犯システムの家」
テレビ朝日 水曜夜8時~
▼豪邸
今回は、セキュリティシステムを完備した豪邸の中で起きた殺人事件でした。
完備といっても家の内部にまでは監視カメラは設置されていませんでしたが、
庭は玄関前をはじめ壁もぐるりとアリの這い出る隙間もないくらいの充実ぶりでしたね。
被害者は70前後と思われる白髪の男性で、家の中には妻と2人でいたのですが、
妻を演じていたのが佐藤仁美でした。
佐藤は太って以来ちょっと年齢不詳なところがありますが、まだ40前なので、
結構な年の差夫婦ということになります。
調べてみたところ、現在37歳のようです。
私が初めて佐藤を認識したのは家政婦のミタで、当時はすでに太っていて、
6年前ですのでアラサーくらいだったと思うのですが、40代の風格がありましたねw
ですがその後、NHKで「風の果て」という時代劇の再放送を見たら、
彼女が出ていたのですが、ミタの時とは同一人物とは思えないくらい痩せていて、
いや、ガリガリというのではなく、相対的にという意味ですが、とにかく可愛かったですね。
風の果てが2007年、ミタが2011年ですので、その4年間の間に何があったんだ…w
美人ではあるので痩せればいい役もあるのでしょうが、太ってしまったばかりに、
変な役ばっかり来てるような気がしますが、そっちの方が需要がある気もしますねw
いや、佐藤のことを書こうと思ったんじゃないですよ。
被害者宅のことなんですが、とにかく豪邸で、まぁ内部や外観の撮影を同じ家でやってるかどうかは
わかりませんが、隣の空き地と段差があるせいか、石壁がまるで城壁のようですよw
あんな豪邸が街中にあるんですねぇ。
▼以下ネタバレご注意!
怪しい人物は2人ほど出てきました。
1人目はもちろん妻。もう1人はその家と契約しているセキュリティ会社の社長。
セキュリティシステムの監視カメラには、犯行当時家を出入りした人物は一切映っておらず、
最初は当然家の中に一緒にいた妻が疑われます。
夫は妻より早起きしてジョギングだかに行く習慣があったため、妻は犯行当時ぐっすり寝ていたとのこと。
しかし明らかに自分が疑われる状況なのに、何の工作もせずただ漫然と
警備会社の職員が来るのを待っているのも、おかしな話です。
一方の社長は、何か怪しげではあるのですが、被害者と直接の利害関係はありません。
ただ、被害者宅のセキュリティを全部把握できる立場にあったことを思うと、
状況的には何らかの形で犯行に関わっている可能性は捨て切れません。
で、結局犯人は、顔も姿も出てこなかった元家政婦だったわけですが、あれはわかりませんよねw
実は家政婦と言っても籍を入れていないだけの内縁の妻のようなもので、認知した息子もいるとか、
後出しジャンケンもいいとこですねw
ま、それはいつものことなのでいいんですけどね。
▼隠し部屋
一番の問題は、犯人がどうやって家に侵入し出て行ったかでした。
つまりセキュリティ完備の家全体が、敷地も含め大きな密室だったわけです。
ポイントは、この家が普通の家より大きく部屋数も多いことでした。
セキュリティルームでしたっけ? もう何と言っていたか忘れてしまいましたが、
強盗に押し入られた時などのために、他人には存在すらわからないようなシェルターみたいな部屋ですね。
しばらく過ごせるように食料や水、そしてトイレまで置いてある部屋があったのです。
うちのような一応2階建てではあるけど、せいぜい1階に4部屋くらいしかないような小さな家では、
およそ考え付かないことですが、隠し部屋ってある意味ミステリーのロマンではありますよね。
金持ちの家の本棚をガラッと動かすと隠し部屋につながるとか、そういうシーンはよくありますが、
まさか防犯用に商用化されていたとは知りませんでした。
ただちょっとだけ残念だったのは、犯人たちが被害者を殺しその罪を妻になすりつけようとするまでは、
まぁそんなこともあるかなと思ったのですが、まったく無関係のセキュリティ会社の社長と
その娘まで巻き込んだ挙句殺そうとしたのって、結局金が絡んだからなんですよね?
無関係の人間を2人も殺そうとするなど、あまりに非人道的と言いますか、
内縁関係にありながら家から放り出されるのも、そんな性格じゃ仕方ないなと思います。
一方、そんな非道な人間でありながら、捕まえたマリコを殺さず、隠し部屋に放置したのが理解できません。
あんなぐるぐる巻きにして放置するくらいなら、殺して放置する方がずっと簡単ですよね?
まぁ主人公が殺されるわけにはいかなかったからでしょうけど、ちょっとちぐはぐな感じを受けてしまいました。
▼最終回
いつものことですけど、最終回らしい内容ではないですが、今回が最終回でしたw
次はまた今年の秋に会えますかね。
最近クオリティ高い話が多いので、楽しみに待つことにしましょう。