少しでも事実を知ってくれればと書いています。
- カテゴリ:30代以上
- 2017/02/24 19:01:47
欧州の現実
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貧苦に沈むギリシャ、救済7年後の重い現実
年金生活者のディミトラさんは、食料配給に頼る生活にまで落ちぶれるとは想像もしていなかった。今月は、コメ、パスタ2袋、ひよこ豆1パック、デーツ(ナツメヤシ)と牛乳1缶を受け取った。
かつては赤十字の給食施設で生活困窮者の支援に当たっていた73歳のディミトラさんは、ギリシャで増加している生活困窮者の1人だ。数十億ユーロを投じたギリシャ救済から7年、貧困の状況はまったく改善されていないどころか、欧州連合(EU)のどの国よりも悪化している。
http://jp.reuters.com/article/eurozone-greece-poverty-idJPKBN1620TW
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何故かドイツ経済は好調だった。
其の裏には戦前の遥か前から欧州には
アフリカ系移民を超低賃金で雇う事が慣習として在った。
彼らは住む地区を指定されており仕事も所謂汚い、キツイ、危険等
所謂3Kと農場の収穫時のみの季節労働等に低賃金で雇われていた。
其の実態は悪気なしに描かれたシャーロックホームズや
過去の戦前の欧州の生活を描いたドラマの中に普通に出てくる。
だからどの地区に住んでいるかとか、
どこの紳士、ご婦人が何処の地区の誰を訪ねた等がゴシップとして
新聞の記事になった。
普通にシャーロックホームズや欧州を舞台にしたドラマをみていると
出てくる。
映画でも昔の映画では「人権、人権」と騒がれて無いので
普通に彼らが背景の様に其の地区に住んでそう言う仕事をさせられて
彼らより数段下の奴隷の様に扱われて其れに甘んじている姿が
日常生活を描く中で出てきてます。
そう言った背景の中で現在でも欧米では不法移民は其の国の国民に
存在する「最低賃金法」の適用外になってます。
其れが其の国の貧困層の仕事を奪う結果になって彼らに不満を
齎して居ます。
だが其の超低賃金労働者は住む所と管理を徹底させると
低賃金労働者を求めて他国に工場を作ってコストダウンを
狙った製品を作るより、国が厳しく管理すると良い低賃金労働者として
企業は助かる訳です。
ドイツも日本と同じ老人社会になって居ました。
其処でドイツも超低賃金労働者として移民を受け入れていました。
他の欧米でも同じ事が起きています。
実際に昨日のBBCでメキシコの前大統領がアメリカの農場に
低賃金労働者として多くのメキシコ人が働いている事を上げて
メキシコ人を出すと誰か其のキツイ仕事を低賃金でやるのか?と
言っていました。
しかし私は彼の此の発言はトランプ氏の発言の批判に当てはまらないと
思いました。
何故なら彼は『不法移民』と言う事に特化した発言を現在はしているからです。
そして厳しく審査して不法移民は全てメキシコ経由で来た者は
メキシコに返すと言っているのです。
メキシコはメキシコ人以外は拒否すると言っています。
BBCは国境にメキシコ人以外の南米各地から来た不法移民の
移民地区が出来るのかと言っていました。
詰り問題は不法移民と難民がごっちゃになってしまっている事に
在ります。
其れと同時にそれぞれが育った国で培った?慣習やアイデンティティ等の
違いを誇示しながら、慣習やアイデンティティの違う国へ自ら入って行くと
言う自覚と覚悟が出来て無い為に摩擦が起きると言う事と
理解できない慣習とアイデンティティがお互いに恐怖を持って
其々が貧困の中の狭い地区で向かい合うと言う現実が
存在してしまうと言う事です。
咳が酷くなったので此処までにします。