キンカン
- カテゴリ:日記
- 2017/02/03 01:24:07
今日、職場のすぐ裏に住む、
ちょっと小さくて可愛いおばあちゃま のお客様が
いらっしゃいました。
いつものように、ご挨拶すると
ニコニコ笑ってそーっと私のところに来られて
こう言われました。
「キンカンって食べる?」
はい?キンカン??
よくよくお話しを聞いてみると、
お庭の金柑が今年は沢山実がなったとの事。
「ご近所さんにも配ったんやけど、
まだぎょうさん実がなっとるんよ。
この間の雪で甘なっとるから、
そのまま食べれるよ。
食べるんやったらあげるから
帰りに取りにおいで」
ニコニコして言って下さるおばあちゃま。
基本、こういうのって
お気持ちだけ頂いてご辞退するべきものなんですが、
おばあちゃまの可愛らしい笑顔に、
なんとなく断りずらくって…
結局、帰りにお家に寄ることになってしまいました。
とは言うものの …
「いいのかなぁ?ずうずうしいんじゃないかなぁ?」
と思いつつ仕事していると、
すぐに、帰ったはずのおばあちゃまがヒョッコリ現れて
「はい、これ」
手には、袋に入った沢山の金柑。
「取っただけやから、洗ってから食べなぁ」
笑顔を残して去って行かれました。
なんかね、すっごく嬉しかった。
金柑もそうだけど、何よりも
わざわざ取りに帰ってまで持ってきて下さった、
おばあちゃまのその優しい気持ちが嬉しい。
だって、おばあちゃま
これから出かけるっておっしゃってたのに…。
お昼にデザートとして早速いただきましたが、
皮の苦味と実の甘さと爽やかさが絶妙で
本当に美味しい。
職場の人と分けて持って帰りましたが
本当に感謝だなあと思いました。
おばあちゃま、ありがとうございます。
そしてその優しい笑顔に、
死んだおばあちゃんを思い出したのは
私だけの秘密です。
皮を食べるものだから 無農薬がうれしい
砂糖煮をつくっておくと喉が痛い時に重宝するし
ありがとうございます!
そういう言葉が嬉しいおばあちゃまなんでしょうね♪
わざわざ持って来てくれるのはたすくすくすさんのお人柄もあるんでしょうね^^