Nicotto Town


コノハナ・サクヤ


サクヤのお勧めしたい小説


今回のカテゴリは「小説/詩」お題はというと「この冬読みたい小説」なわけですが、ただでさえ家にこもりたくなるこの時期はそれこそ小説を読み漁るに適した季節でしょう

ところがところが残念なことにここ1年ちょいくらい、それまでそこそこ1週間に2冊くらいは読んでいた小説を読んでない時期が続いております

まず、ことの初めは高校生の頃に赤川次郎氏の「三毛猫ホームズシリーズ」にハマり、そこから同じ赤川次郎氏の作品を読み漁ったサクヤで今も部屋のクローゼットには100冊以上の文庫本があります

他の作品を読み終えると、また三毛猫ホームズを初めから読み初め、記憶が正しければ5~6回は繰り返して読んだのではないでしょうか
読み始めると一気に没頭するので新しい作品が出る前に、まあ当たり前ですけど読み終わります
するとそのシリーズにしろ新作が出るまで間が空くので、そこを埋めるためにまた初めからという欲求が生まれるようです

赤川次郎氏の作品は高校生の私でも読みやすかったというのが今でも思う印象です
三毛猫ホームズシリーズ以外にも多々シリーズものとしていくつかの作品がありますが、サクヤが最も衝撃を受けお勧めしたいのが「杉原爽香シリーズ」です

主人公である杉原爽香ですが、なんと新作が出るたびに年を重ねるのです
初登場であった15歳から2010年の「コバルトブルーのパンフレット」という作品の時点で37歳です

作品の登場人物が年を重ねるリアリティに感情移入しないわけがありません
また赤川次郎氏の描く作品の人物はついつい応援したくなる、そして同情しやすい非常に魅力的なキャラクターが多いです

さて上記に紹介した作品が2010年と言いましたが、何故2010年の作品を?となると思いますが、サクヤの日常生活において色々やりたいことと日々の変化により趣味など優先順位が入れ替わり立ち替わりで小説への欲が後回しになっており、またしばらくして時間が出来たら読みたいと思います(期間が空いたのでおそらくまた初めから読み返すと思います)

赤川次郎氏の新作が出るまでの空き時間、唐突にハマりまくったのはホラー小説です
当時ジャパニーズホラーがブームになり始める頃、その発端となった「リング」という映画ですが、原作はどうなんだろうかと小説に手を出したが最後、もはや黒帯(ホラー小説の文庫本はだいたい黒い帯になっている)なら何でもな感じになり古本屋に通っては1日10冊購入したりと読み漁りました
もちろん面白くなかった作品もありましたが、多くの作品と出会えたのは事実です

先ほども言うた「リング」鈴木光司氏の作品で映画化された「リング」「らせん」は見た人も多いと思いますが、小説では3部作となっており「ループ」という作品があります

何故映画化されなかったのか!?まあ俗に言う大人の事情というのもあるのでしょうが、これは小説だからこそ描けたトリックが仕掛けられており、そして単なるホラー小説ではなく、サクヤが読み終えた時には「何なんだこの世界観は・・・」と衝撃を受けたものです

「リング」というとやはり長い黒髪の貞子をイメージすると思いますが「ループ」を読み終えた時、ああこれは貞子の呪いがどうとかそういう話ではなく真田広之氏が演じた高山竜司の物語だったのか・・・となるわけです

この衝撃ときたらもう・・・ぜひ「ループ」にてこの世界はどういう仕組みであったのか読んでみることをぜひぜひぜひぜひお勧めします

他にも貴志祐介、綾辻行人、大石圭、吉村達也、山田悠介、新津きよみ、岩井志摩子、長坂秀佳、乙一、今邑彩、はたまた一度読んだら気がおかしくなる!?と言われる夢野久作氏の「ドグラマグラ」までと、まだまだ紹介したい作品は山ほどありますが、恐らく書き始めたら3000文字では済まないのでこの辺としておきましょう

ともあれ、ここ1年ちょい小説から離れていますが、読み始めたらまた止まらなくなるんだろうなぁ~でもその内また読み漁り時期にこもりたいなぁ~とも思うサクヤなのでした

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2017/01/15 20:43
そうそう。3000もしfでは、すまないよね!




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