宇宙漂流☄反重力空母旭日(1)
- カテゴリ:自作小説
- 2016/12/31 11:23:54
西暦3×××年。
地球は、いつもと変わらぬ日常生活だった。
人々は、眠り、食べ、恋をしていた。
青い空には鳥が歌い、緑の大地には動物たちが走り回っていた。
その日常がある日突然破られた。
空が暗くなるほどの見慣れぬ戦艦に覆われたからだ。
その異形な姿に、地球人は恐れおののいた。
そして、異形な戦艦から地球人への奴隷化の命令が発せられた。
地球上の全テレビが映像が乱れ映らなくなり、トカゲ人間の顔が映った。
「地球人の諸君。余はザウル星人のザネカフトル大王である。余は銀河宇宙の多くを制圧した。地球人に降伏を求める。あと地球時間10日後にザウル星から、大船団が来る。降伏しなければ全地球人を抹殺する。10日以内に受け入れよ。」
地球人は、恐れおののき泣き叫んだ。
アジアにあるCHA国は、党大会を開き宇宙戦艦万里の出撃を決定した。
世界最大国AME国は、宇宙戦艦USニューヨークの出撃を決定した。
EU連合国は、宇宙戦艦EUバリアントの出撃を決定した。
CHA国の北に位置するROS国は宇宙戦艦ヴォッカニアの出撃を検討すると発表した。
ここは日本総理官邸。
緊急対策室が招集された。
山神総理「世界各国が、宇宙戦艦の出撃を決めたが我が国はどうなっておる?」
小木沼防衛軍長官「はっ!小惑星帯で秘かに建造中の反重力空母旭日(きょくじつ)と連絡をとります。」
緊急対策室のパネルに男の顔が映った。
朝雲壮爾(あさぐもそうじ)。
反重力空母旭日の艦長であり司令長官もつとめる男である。
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