行政実務研修会
- カテゴリ:仕事
- 2016/12/18 14:07:14
県庁薬剤師会の研修会に行ってきました。
テーマは情報開示。
結論から言うと、ほとんどの文書が開示対象。
一般個人の情報以外はすべて開示対象となっていて、開示請求の内容が漠然としていると開示する文書が莫大なものになります。
下手をすると1万ページを超えることもあるようで。
申請書や添付書類はもとより、立ち入り検査のメモから指導内容・違反内容まで様々。
まあ、保存年限を過ぎて廃棄してしまったものは出せませんが、それ以外はたいていが開示対象。
と言うことで、最初に開示請求を受け付けるときに対象の絞り込みをしないと大変なことに。
写しをくれと言った請求者の方も莫大な写しの代金を請求されてしまうわけで。
通常は請求のあった日の翌日から起算して15日以内に開示することになっていますが、膨大な資料開示になった場合、開示不可の個人情報を消す作業もあるので、3ヶ月くらいかかることもあったとか。
ただまあ、出先にしかない文書でも県庁まで持って行って開示の可否を判断した上で知事印を押さないと開示できないため、面倒。