靖国神社
- カテゴリ:日記
- 2016/11/22 16:36:25
前々から一度参拝したかったのだけど、
友人が久々に上京してくるのとあわせ、
ふたりで行ってみることにした。
一昨日の日曜日です。
九段下で降りて坂をゆっくりと上がっていくと、
僅かに緑を残した金色の銀杏並木。
ちょうど温かい日で、
冬支度では汗ばむくらいだったんだけど、
銀杏並木の参道はとても爽やかな空気で、清々しかった。
お賽銭をあげ、作法通りに参拝して、
その後引いたお神籤は「吉」でした。
明治神宮のお神籤は、明治天皇・皇后両陛下の和歌が記されてたけど、
靖国神社のお神籤は普通だったな~。
お神籤の本文は、これからだんだんといろんな物事が良くなっていくけど、
困っている人に手をさしのべなければ、かえって物事は悪くなるだろうという趣旨でした。
その後、小さいお守りをひとつ受けて、
ある意味こちらがメインともいえる、資料館「遊就館」へ。
参観するコースが幾つか設定されてて、
せっかくなので一番長い120分コース!
古代の部には具足や刀。
古代の蕨手刀、七星剣があるかと思えば、
小烏丸や備前長船も見る事ができたのには驚きでした。
ここにあったのか……!
大東亜戦争の部までくると、戦車も戦闘機も
大和や武蔵の砲弾も、人間魚雷と言われた回天まで、
展示されていました。
若くして亡くなった方に捧げられた美しい花嫁人形の数々。
戦地から家族に送られた多数の手紙、などなど。
そして戦死して靖国神社に祀られている方々の写真。
英霊はお名前に「命」がついていて、既に神様である事がわかります。
ちょっと驚いたのは、ベルリンオリンピックでメダルを取った選手の方々も祀られていた事です。
野球選手など、男の選手は将兵でもあったようなのでわかるのですが、
女性の選手もちゃんと祀られていました!
女性といえば、従軍看護婦など、軍属の女性も多数祀られていました。
英霊に女性がいるとは思っていなかったのでびっくり。
有名な方でいうと、ソ連が不可侵条約を破って侵攻してきた時、
最後まで持ち場を守って避難する人々の連絡を保ち続けた七人の電話交換手の方々。
ちょっとしんみりしてしまいました。
ともあれ、非常に充実した靖国参拝でした。
靖国神社、とても良かったです!
私は親類のなかで戦死した人はいないようなんですが(軍人さんはいましたが)、
今の日本がなんおかんの言っても好きで、この国に生まれた事が幸せだと思っていて、
それを感謝する先って、やはり大東亜戦争やその前の日清日露で戦ってこられた方々だと思ったんです。
遊就館も資料が豊富で見応えがありました。
東京においでの時には、ぜひぜひ!