アラキの大冒険part2第5章 その②
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/11/19 08:10:45
アラキの大冒険part2第5章 その②
生命の神殿はこのブイズの森最後のステージと
言うだけあって、落ちている道具も途中で出くわす
敵も凄かったが皆で力を合わせて突破し、僕達は
生命の神殿の6階にやってきた。そこには、
またマグナゲートが光っていた。僕達は光っている
マグナゲートに乗った。すると僕達を目映い光が、
包み込んだ。
(・・・・・・こ、ここは!?)僕が目を開けるとそこには、
無限に広がる大宇宙があった。
「・・・・・・この先に居るのかしら・・・?」
そう言ってアノートが僕に話し掛けてきた。
恐らく突然僕達に語りかけてきたあの
声の主を探しているようだ。
「・・・・・・随分広い所に来たけど・・・・・・。」
そう言って僕が広くなっている場所に
足を踏み入れる。
「・・・・・・ここに・・・・・・声の主がいるはずよ。」
そう言ってアノートが声の主を探して辺りを見回した。
僕とフュールも辺りを見回してみるが、
声の主どころか辺りにはポケモンが1匹も見当たらない。
「・・・・・・ここに・・・・・・いるのかな・・・?」
フュールが不安そうにそう言った。
「よく来た。ここまで来れたそなた達の実力、
賞賛に値する。」
聞き覚えのある声がその空間に木霊し
一瞬、閃光があたりを包み込んだ。
「・・・・・・あ、あなたは!!」
フュールが驚きながらそう叫んだ。
何故なら僕達の目の前にあの伝説のポケモン
アルセウスがいたのだから・・・。
その②に続く