アラキの大冒険part2第4章 その④
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/11/16 17:47:45
アラキの大冒険part2第4章 その④
「うん!頑張ろうね!
お姉ちゃん、アラキさん!」
フュールもそう言って前を見据えた。
そこには蘇生の聖地と呼ばれる場所の
中央に聳え立っている生命の塔と言われる
石でできた塔が立っていた。
「ここが生命の塔・・・。」
アノートが生命の塔をみてそう呟いた。
「高いね・・・まるで摩天楼だよ。」
そう言ってフュールが生命の塔を見上げる。
確かに生命の塔は、僕から見ても現実世界のビルと
同じくらいかそれ以上の高さを誇っていた。
(・・・・・・この先に・・・僕がポケモンになった
理由が・・・・・・?)僕は生命の塔を見て
武者震いする。
「・・・・・・行こう、アラキ君、この上へ!」
アノートが僕にそう優しく語りかけてくれた。
生命の塔の近くにはやっぱり1匹の露店を開いている
イーブイがいた。僕達は露天商のイーブイに
このステージの情報を聞いた。
「ステージ10-10「生命の塔」ですね。
天を突き抜ける高さですね。ここからは
進化系もエンカウントするので注意して下さい。」
そう言って露天商のイーブイが僕達に忠告してくれた。
僕達は、イーブイの出店でヒメリの実を大量に買った
後、生命の塔にはいっていった・・・。
アラキの大冒険part2第5章に続く