アラキの大冒険part2第2章 その③
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/11/06 13:29:43
アラキの大冒険part2第2章 その③
僕達は、オアシスに店を構えるイーブイに次の
ステージの情報を聞いた。
「ここは後ろの火山の熱で地面が蒸発して
砂漠になったんです。
さて、ステージ10-6「エーフィ砂漠」ですね。
砂漠地帯は障害物が多いです。」
そう言ってイーブイが、僕達にこのステージの情報を
教えてくれた。僕達はイーブイの露店で消耗品を
買い足してから、エーフィ砂漠に足を踏み入れた。
広大な砂漠を進んでいくと突然目の前に
遺跡があらわれた。僕達が恐る恐るその
遺跡に入ってみるとそこには1匹のエーフィが、
僕達を待ち構えていた。
「ここまで来ましたか・・・。ボクはフィルトです。」
フィルトと名乗ったエーフィは僕達を見つめると
静かにそう呟いた。
「この先にあるのは先に進むためにある
マグナゲート・・・。」
そう言いながらフィルトは赤く光る魔法陣を
指差した。
「マグナゲート・・・確かエンターカードを使って
地脈を無理矢理捻じ曲げて目的の場所へ
短距離で結ぶ技術・・・・・・、
って言うか本来は、都市部で使われている
技術を惜しげも無く使っているわね・・・・・・。」
そう言ってアノートがマグナゲート見つめた・・・。
その④に続く