獲物の品定め
- カテゴリ:タウン
- 2016/10/31 16:49:19
死神というものは、夜に現れると思っている人もいるかもしれない・・・。
けれど、本来概念である「死」を擬人化したものが、「死神」と呼ばれるものだとしたら、
「死神」は、いかなる時、いかなる場所にも存在するということになる。
すなわち、昼間にも「死神」は存在するのである。
ただ、姿が見えないだけなのである。
「死神」は、常に人間たちを見ているのである。
そして、狩るに足るとされた人間の魂を狩っていくのである。
・・・今日も、私は、高いところから、人々を見つめる。
狩るべき人間を見つけるために・・・。