神保町ブックフェスティバル行ってきました
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2016/10/30 01:59:02
例年秋に開催されている
神保町ブックフェスティバルに行ってきました。
お目当てはミニシアター「神保町シアター」で開催される
声優の小原乃梨子さんの主宰する朗読会でした。
毎年ブックフェスティバルの際に行われるということで、
私は昨年に引き続き二度目の観覧です。
(約1時間の公演・先着順・無料)
本年の演目は宮沢賢治の
「月夜のでんしんばしら」と
「セロ弾きのゴーシュ」でした。
朗読に参加される方々は
小原さんをはじめ声優やアナウンサーなど
声のプロの方々ということで、
さすがの声の張り。
ただ、アフレコや演劇と違って、
童話の朗読であるため、
登場人物の存在感を出すことよりも、
目の前に見えるように語られる情景の描写、
はっきりと伝わる言葉に重きを置かれているようです。
宮沢賢治の幻想的な世界に
自分が入ったような気分になりました。
さらに例年なら朗読を引き立てる
音楽の生演奏が付くのですが、
今年は担当の先生がお仕事の都合で
不参加ということで少し残念。
そのためか、少し早めに終わってしまったのですが、
小原さんが語りがけをしながら
来場者を見送ってくださったので感激です。
お元気な姿を見れたことも嬉しかったです。
◇
そのほかは、
出版社のセールワゴンをのぞいたりしました。
このブックフェスティバル最大の目玉で、
各出版社が在庫の本(傷み本含む)を
割引で販売しているものです。
中でも長蛇の列を作っていたのが、
早川書房さんの著者サイン本販売のワゴン!
私はとおりすがっただけですが、
設営中から既に10メートルくらいの列が延びていて驚きました。
きっとこの日のために遠方からファンの方が集まっているのでしょうね。
それから個人的におすすめなのは、
こども向けの本を扱う出版社を集めたひろば。
「たくさんいろんな本を読んでほしい、
でも家庭で買うには結構なお値段…」
という葛藤の起こる児童書が
20~70%引きなので、
お子さんの居るご家庭にはかなりおススメです。
今年は結局本を買わなかったのですが、
文房具や軽食、靴など近隣店舗のテントもあり、
見て回るだけで楽しい催しでした。
皆さんとても心地の良い素敵な語りでした。^^
声のプロの方は、尊敬します。
古書の町、行ってみたい所です。