Nicotto Town


たすくすくすのお部屋


おばあちゃんのこと

ちょっと長くなりますが、
自分自身の気持ちの整理も兼ねて、少し書かせて下さいね

おばあちゃんが入院しました。

最初は、骨折は無く肺炎との事でしたが、詳しくみてみると
肺炎とは別に左肺上部に拳大の腫瘍が。
おそらくガンとの事。

ただ、検査そのものが体に負担が大きく、
またガンであっても97歳との年齢の為進行が遅い事から
ガンは治療せず、肺炎のみとの事になりました。

事の始まりは9月15日(木)の夜。
いつものように私がお風呂上りにリビングでテレビ見てたら、
開けっ放しのドアの向こうに、トイレに行くおばあちゃんが見えました。
が、次の瞬間転倒。

慌てて駆け寄ってみると、どこで引っ掛けたのか
左手首のあたり、皮がめくれて血が出てる。

その場で叫び母を呼び
何とか二人で、おばあちゃんをベッドへ。
その時は、手首のケガ以外はそうたいしたことも無く
母と二人でホッ。

「何でコケたんかなぁ?おかしいなぁ」
そう言うおばあちゃん。

このままだとおばあちゃん、夜中にトイレに行く時またコケそうで心配で
その夜は私が、おばあちゃんのベッドの横に寝て
夜中にトイレに行く時には、起こしてもらう事に…。

でもその夜は、母が自分が起きた時におばあちゃんもトイレに行っみたいで
何事も無く終了。

次の日の16日(金)は、昨夜の事が自分自身でもショックだったのか
おばあちゃん、デイサービスをお休み。

で、その夜も私がおばあちゃんのベッドの横で寝ようとしたら母が
「今夜は紙パンツ履いてもらって、夜中に私がトイレに行く時連れて行くからいいよ」
との事。

どうしようか少し迷った。
思えばこの時、私が一緒に寝る事を選択していれば、
何か変わっていたのかもしれない思う。

「今日はここで寝ぇへんのか?」
と言うおばあちゃんに、
「お母さんが昨日みたいに起こしに来るから、大丈夫。
もしそれより先に行きたくなったら、必ずこの呼び出しボタン押してね。すぐ来るから。」
と言って就寝。

でもその夜明け方4時頃、母に起こされる。

母が3時頃トイレにおばあちゃんを連れて行こうと起きたら、
おばあちゃんがすでにトイレの前で倒れてたそうです。

ビックリして、何とか一人でおばあちゃんをベッドへ移動させたはいいけど、
うつ伏せの状態で体に負担が掛かるので助けて欲しいとのこと。

慌てて一階に行ってみたら、ベッドにうつ伏せのおばあちゃん。
意識はあるので、体を回転させる為に力を抜いてくれる様に言っても、
怖いのか、体を強張らせたまま。

小柄とは言え、おばあちゃんを二人で動かす事も出来ず、
頭も打っているかも知れないので救急車を呼ぶ。

母がおばあちゃんに付き添い、私には寝るように言ってたけど、
もちろんそんな気分にはなれず、そのまま朝に。

お昼前に母が帰ってきた。

曰く骨折は大丈夫だったけど、レントゲンで肺炎が発覚。
だけど残念な事に、その日から三連休に入るので、専門医が不在。
連休明けから担当医が決まり、そこから本格的な治療はそれからとの事。

その日うちに、おばあちゃんをお見舞いに行くも
ICUで呼吸器と点滴して眠ってるおばあちゃん。
でも、午後からしか入る部屋が空かないので
それまでの処置だから心配無いと言われてホッ。

母は、面会時間最終まで付き添い、
私は先に帰宅。

翌日面会に行くと、おばあちゃん
私の顔を見るなり
「へんぴやのに、来てくれて悪かったなぁ。はよ帰り。」
いやこの病院、家からすぐのバスで10分くらいだし、
今来たとこだし…気を遣い過ぎだって(^_^;)

母はその日から、朝は無理だけど昼御飯の介助から夕食の介助まで
1日8時間くらいおばあちゃんにつく事に。
完全介護だからつく必要は無いとはいえ、
やはり家族として、付いていてあげたい気持ちはよくわかる。

何といっても、周りに気を遣うおばあちゃん。
家でさえ、「用事があったら押してね」と置いていたブザーを押さないのに
ましてや病院で忙しそうにしている看護師さんに
喉が渇いたくらいでブザーを押すわけも無いのは想像出来てしまうのです。

それに、一度職業訓練学校で介護の勉強をした母は色々と気が付き、
寝たままだと筋肉が硬直してしまうので
マッサージをしてあげる為にも、やはり付いてあげたい様子。

そんな母を心置き無くおばあちゃんの付き添いに専念してもらう為、
家の事は私が、おばあちゃんの事は母がという
分担の日々がスタート。

私も休みごとにおばあちゃんに会いに行くも、
おばあちゃんの食欲が無いのが本当に心配。

お粥もほんの3口くらいしか食べなくて…

「食べないと体に力が入らないよ。お母さんと私とでおばあちゃんが帰って来るまでに、
お家を居心地よくして準備してるからね」
と言うと、少しは頑張ってくれるのですが、
やはり一口、二口が限界。

お見舞いに行ってる時は、手を握って、視線を合わせて、
出来るだけ顔を見て話す様にしています。
そのほうが、気持ちが伝わるかなぁって思うので。

先のことを考えると不安になりますが、
まずはこうやって色々と話しかけ、
おばあちゃんを精神的に弱らせない事が、
私の役目だ思っています。

今日まで約2週間。
母も当時は気が張っていたのか気になりませんでしたが、
最近になって腰の痛みを訴える様になりました。

母はおばあちゃんを家に帰してあげたいと言っています。
でも今のおばあちゃんの容態ではまだ無理ですし、
もし帰宅許可が出ても、腰が悪いと介護出来ません。

なので今日から、お昼を食べさせて、マッサージをしたら
大抵その後は、夕食までおばあちゃんは寝てる時間が多いので、
母も帰宅して腰の負担を減らす事になりました。

この2週間の間に、
「いつ容態が変化するかもしれないので…」
と言われて、弟二人もおばあちゃんに会いに帰って来ました。

出来れば
「大騒ぎし過ぎたねぇ」
と言えるくらいになったらいい。

ともかくこれからも、孫として娘として
家族一丸となって頑張っていきたいと思います。

心配して下さった皆さん、
本当に本当にありがとうございます。
心からの感謝と共に…

アバター
2016/10/14 01:18
こんばんは、たすくすくすさん大変でしたね。

時の流れは緩やかなようでほんの数秒の前の事でも、時を巻き戻す術を私達は持ちません。
いつまでも平穏な日常が続けば良いのに、不意に訪れるこころ騒めく出来事の数々にも
前を向いて進んでいかなければいけないのですよね。

お婆様のご容態楽観は出来ないのかもしれませんが、
どうかお婆様にとって一番負担の少ない方法を採ってくださいね。

お母様もたすくすくすさんも根を詰めて倒れないよう
こんな時だからこそご自愛くださいね。
アバター
2016/10/04 22:15
お婆様の事も心配ですがお母様も心配ですね。
介護って想像以上に大変ですもんね。

たすくすくすさんも無理し過ぎないで下さいね。
こういう時に無理し過ぎちゃう人だって知っているので心配です><
アバター
2016/10/02 21:39
どうぞお大事に、ご家族の皆様もご自愛くださいね




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