アラキの大冒険part1第5章 その③
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/09/26 20:35:06
アラキの大冒険part1第5章 その③
「わからない。けどもしかしたらアラキが
人間だって事が関係しているのかも
しれない・・・。・・・でも、無事でよかったわ。
私達がついている限り大丈夫だから、
安心してね?アラキ君♪」
そう言ってアノートが僕に笑顔を見せた。
「う、うん・・・ありがとう。」
アノートの言葉に僕の顔が
赤くなった。
「どういたしまして♪
さ、この防砂林ももうすぐ出口よ!
早く抜けましょう!」
アノートはそう言った。僕達は、
アノートの言葉に押されるようにして
その場所を後にして南の防砂林を抜け
僕達は、「月光の散歩道」に足を踏み入れた。
暫く月光の散歩道を進むと道の脇に掲示板が
立っていてその掲示板には
【南方向にあるブイズの森には、そこを守るポケモンに
認められた者しか立ち入ることが出来ません。】
と書いてあった。
確かにそこから南に進む道には、
大きな氷塊がおいてありそこには
『ボクが認めた者だけ、ここを勝利の力で開放してあげるよー♪
もし認めてほしければ、幸せ灯台まで来るのだー♪』
とイタズラ書きのような文言が書かれていた・・・。
その④に続く