ある夕方のコト、
コロは、歳とった魔女様(スナックのママとも言う～)のトコに居た。
魔女様の孫の修くんの夏休みの自由研究を考えて来たのだwwww
だってスナックのママが
「孫の修くん夏休みの自由研究に唸ってるから助けに来てやっとくれよぉ～」と言われた。
ただ言われたって行かない!
誇り高いコロなのだ!
だけど・・・
「コロちゃんが好きな焼きそばパンをご馳走するよ」ってことだった!
コロは焼きそばパンでつられた～
言っておくがコロは意地汚いんじゃ無い!食いしん坊なだけだ!←おいおい
自由研究は
まず、ノートにご近所の色々な地区の地図を書いて～
『こども110番の家』(こどもが危ない時に逃げ込める家や施設やお店)をそのノートの地図に書き込むこと!
学校の先生や親とかに「近づかないように」「気を付けて」と、言われた場所も地図にカキコ。
こう言う代物だ!
せっせと修くんが勉強してる横で
ママがコロにアイス・ミルクセーキを出してくれてソース煎餅も出してくれた。
コロは至福だねぇ～
後は美味しい焼きそばパンが出る!なんてすばらしい!!
なんち思ってたら声がかかった!
「コロちゃん!」
お!と、思ったら英語圏の偉い人と一緒にいる通訳さんが出た!
「通訳さんスカ?!会社に来てる時と全然違うから誰かと思ったッス!」
通訳さんは
「オフだからね～」
どうりで破天荒な服だよ!こんな田舎にさぁ～
くるぶしの出てるクリーム色のアンクル・パンツΣ(ﾟДﾟ)
青に白い水玉のポロシャツΣ(ﾟДﾟ)
黒い革のオペラシューズΣ(ﾟДﾟ)
腕にアンクレットまでしてるΣ(ﾟДﾟ)
いやいやいや、水玉のポロシャツは絶対に無い!
このメガネの兄ちゃんのセンスはマイナスじゃんよぉ!!
変ん!と思って「ゲ～!」としたけど飲み込んだ。
で、コロは
「ここのスナックに何で居るですか?」と聞いた。
初めて来たのは判ってる。
だって、こんなゲ～な格好で何回か来てたら田舎じゃ話題の的だ!
スナックに水玉の兄ちゃんの見物人も来っカモ(/・ω・)/
すると通訳さんは
「あそこに居る友人と来たんだぁ～」と言う。
だから違うってなじぇこんな田舎のスナックに来た(。´･ω･)?
そんなコトは完全にスルーした通訳さんの話しだと
友人はアメリカ人らしい。
ナゼかド田舎のスナックに3人もアメリカ人がいた!
で、ここでスッゴク怖い話をすっと言う!←勿論、英語でぇ～
えっ!英語じゃコロはわかんない!
「それって、凄い話しですか?!」と聞いたら
「めちゃめちゃ怖い話しでネットに書いたら話題沸騰だったらしいよ」と言って焼酎のグラスをくるくるした。
コロは言ったね
「その話し通訳してくれませか!」って、
そしたら通訳さんは
「通訳はお仕事。お仕事なの」と言われ～
なのでここは自腹を切って
「ソース煎餅どうスカ?」と、差出し!
「後で焼きそばパンもつけます!」と、申し出た←コロはスナックのママからの戦利品を譲渡作戦だ!
「いくら焼きそばパンが美味くても今日はオフだから～」と言う通訳さん←結構ぅケチだ!
するとスナックに居た田上の兄ちゃんや下原のじいちゃんが
「そこの水玉の兄ちゃん、店に入れてる焼酎を奢るからどう?お友達3人にも奢るよぉ～」と言った。
ケチ水玉の兄ちゃんはお友達の体験した話を通訳してくれるってなった。

この恐ろしい話しは夜のドライブから始まる。
場所は日本の某所。
主役はジョンさんとしましょう。
その夜は月の冴えている夜。
月夜のドライブを一人で楽しんでいると・・・
月の光も入らないような暗い森にさしかかった。
不味いコトにこの暗い森の道に差し掛かかると車が急に止まる・・・
車が故障して動かないのだ。
ジョンは直ぐに連絡している。
すると夜分にもかかわらずレッカー車が来ると言う。
「良かった」と、胸を撫で下ろすものの・・・
森は暗い・・・
近所に家の明かりも無い・・・
勿論のこと人も通るハズも無い・・・
本当に何も無いところでレッカー車が来るまでどうしようかと思ったジョン。
ふっと見ると・・・
何故か反対側の道路に光がぼぉっと灯っている。
ジョンは引き寄せられるようにその光に寄って行ってみると・・・
そこに有ったのはジュースの自動販売機だった。
ジョンは驚いたΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！
ジュースの自動販売機がこんな森の中にあるなんて・・・
「えっ?自販機はいろんなトコにあんじゃん。ねぇ～?」とコロは突っ込んだ
そしたら
「なに言ってる!」
「人がいない所に自販機だよ!(アメリカの某所なら)お金も中の商品も盗まれるって!」
「自販機じたい盗まれるよ・・・」と言うアメリカ人の皆さん。
Σ(ﾟДﾟ)な日本勢!
ジョンは思った。
こんな人も通らない森の中に自動販売機があるのも不思議だが・・・
一体どこから電気を取ってるのか?
不思議な自販機の前でジョンはジュースを買ってみようと思った。
「勇気ある～!!」「凄い凄い!」って声を上げるアメリカ勢!
いや、普通でしょ普通
自販機で飲み物買うのに勇気っている?←コロ...("= =) ﾄｵｲﾒ目
しかし、ジョンの財布の中には細かいお金は千円札しか無い・・・
そこにあった自販機は千円札が使用できるものだったのだがジョンは迷う。
(。´･ω･)?なぜ?
「そりゃぁ怖い!」「千円なんて入れたらダメだ!」「怖い怖い怖い!!」と言うアメリカ勢!!
(。´･ω･)へっ?なぜ?お釣りが出るだけじゃん?
「本当にお釣りが出て来る自販機なんかある?
聞いたコト無いよ!なんかの罠だ!怖い怖い!」←アメリカ人の見解ッス
ジョンは迷った。
迷ったものの千円札を入れてみようと思った。
札を入れる時に手が震えたからか、なかなか千円が自販機の中に消えなかった。
だが・・・何かのはずみのように・・・ふっと自販機が千円を飲み込んでいる。
「入れたのぉ～」「怖い!信じられない!!」←アメリカ勢のリアクション!彼らの頭の中じゃ自販機からお釣りなんか出るはずが無のか・・・?
「いや、お札が入る自販機もあるけど新札以外は自販機が受け付けない」らしい
コロ達はそのリアクションが信じらんない!!
震えながらもジョンは千円を自販機に入れ・・・。
お金を入れて自販機の光るボタンを押すとジュースが出て来た。
手に取ると良く冷えたジュースだ
ジョンは有り難いと思った。
そして結論から言うと不思議なコトにお釣りは出た。
アメリカでは商品が売り切れは金額表示のトコに出るらしいんだけど・・・
売り切れなのに金額表示してくる時もあって売り切れはボタンを押すまでわかんないんですと!!
もしお金を入れてボタンを押して売り切れだったら・・・お金はどうなるか?
お金は自販機に取られます。←なんですとぉ～
「その自販機はお釣り出たの!」「凄い!」って言いだすアメリカ人の皆さん。
皆さんは続けて～
「冷えたジュースか～日本の自販機は凄いなぁ」
「俺も冬の日本の自販機でスープ買った。スープが有るのもビックリしたけど、スープ缶が温かくってもっとビックリした!!」と興奮!
「もう怖くってビックリΣ(ﾟДﾟ)!だよ」と盛り上がるアメリカ勢!!
なんでやねん!!!
ともかくジョンは月のかしぐほどの時間をレッカー車が来るまで自販機のそばにいた。
と言う怖い話しだった。
ええ～!!ドコが怖いんじゃ!!ドコが怖い??
ジュース買っただけだよ!
ジュース買っただけだって!!
こんな話しで焼きそばパン取られたコロ
こんな話しで焼きそばパンを取られたコトの方が・・・・
怖いわ!!