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- カテゴリ:コーデ広場
- 2016/09/09 00:36:10
十五夜の夜に帰るかぐや姫
もらったステキコーデ♪:30
前置き:http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=966109&aid=62687813
お忍びでお月見をしにいった姫。
屋敷へと帰り、何も変わらない生活に戻るはずだった。
しかし、次の晩、屋敷の庭に不思議な童子が現れ、こう告げた。
「汝らは、姫を天上世界へとお返ししなければならない」
童子は、こうも告げた。
「汝らの姫は、あの「かぐや姫」さまの生まれ変わりである。
天上世界に戻られた「かぐや姫」さまは、月の女王として、立派に政をなさった。
しかしある時、謎の病に倒れられ、お隠れになってしまわれた。
月の術者は、「かぐや姫」さまの魂の行き先をこの地球だと知ったのは、
汝らの姫が生まれた直後であった。
汝らは、この姫に同じ名を付けた。
我ら月の民は、女王さまのご帰還を願った。
しかし、月の術者はこうおっしゃった。
『「かぐや姫」さまの魂がこうして地球の民として、生まれ変わった。
魂は月の者でも、肉体は地球の者なのである。
よって、我らは手出しすることができぬ。
しかし、姫の親がこう話しているのを耳にした。
-姫に満月を見せることのないように。
あの姫と同じ運命を辿るかもしれないから。-』
我らは、月の術者と契りを交わした。
姫が、満月を見上げた後に来る最初の満月の夜、
お迎えにあがろう、という契りである。」
姫の両親は、怒りに震えた。
翌日、帝に助けを求めた。
帝は、姫を皇太子妃として引き渡すなら、兵を遣わすとおっしゃった。
約束の夜、姫の屋敷には、数多くの武士(もののふ)たちが集まっていた。
けれど―――
(損傷が激しいため、判読できず)