人工ブラックホールでホーキング放射を初観測
- カテゴリ:日記
- 2016/08/23 21:23:01
2008年、宇宙の謎や人類が直面する温暖化を解決するヒントとなるかもしれない、素粒子の謎を解くための高エネルギー物理実験を目的として、スイスのジュネーブからフランスにまたがる全長27キロメートルにも及ぶ大型ハドロン衝突型加速器を地下100メートルに建造し、陽子と陽子をぶつけた際に発生するニュートリノや、いまだに人類が知らない未知のエネルギー観測を始めたところ、原子をつぶすと言う事が理解されづらい事から、原子レベルでブラックホールを作るようなものとテレビやラジオで説明され、報道に「多分こうだろう」と想像に任せた尾ひれがついた物が更にメディアで紹介され、ブラックホールが地球に出来たら人類が滅亡すると周りに聞かされたインド中部マディヤプラディシュ州の16歳の少女が自殺したと言うのを聞いて、未知なるものの理解の難しさと、偽化学で人をたぶらかして商売する人に嫌気がさしたヤツフサです。
そんなことはおいといて、イスラエルの科学者が「人工ブラックホール」を作成して、ホーキング放射を初観測したと言うので日記に書いておこうと思いました。
http://japanese.engadget.com/2016/08/17/7/
なになに?
本物のブラックホールのように光を含めて何でも吸い込むというものではなく試験用のチューブ内に流体を流し、ある地点でそれを音速以上に加速させることで音響的な事象の地平面を生み出すというもので、本物のブラックホールでは光が逃げられなくなる位置で事象の地平面が発生しますが、この人工ブラックホールでは音が逃げられなくなる位置を事象の地平面とします。
ふむふむ、と言う事は、物凄い重力を作ってホーキング放射を再現するのではなく、重力の代わりに音速で流れる流体を使って、物質の代わりに音を使う事で、ホーキング放射と同じような現象を起こせると言う物ですか・・・
そんな事が出来たなんて!
目から鱗だ Σ(・ω・ノ)ノ
にしても、これでホワイトホールとは何かってのがしっかりわかってくると、ヤツフサが昔読んだSFなんかでやってるワープの殆どが出来なくなると言う事にもなるんでしょうね。
まぁ、日本のアニメのワープって、1940年代の理論がずーっと使われているわけで、1960年代からSFの世界で言われているワープとは余りにもかけ離れたものなので、いい加減そのあたりをしっかりと作りこんだ作品が出来てほしい所ではあります。
問題はそれが作られてちびっこは理解てきても、頭の固い人たちが理解できるのかどうか・・・
きっと江戸時代とかの人がテレビを見たら妖怪の仕業とかにされて、人類滅亡の話になってたかもしれませんが、テレビが映る原理なんて知らなくてもみんな見てる時代が来たように、きっと普通になる日も来るかもしれませんね。
早く温暖化の原因位突き止めたいものです。
BGM:skies of love (唄:Monday満ちる)
https://youtu.be/fPeLIXWLaiw
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アニメ「銀河英雄伝」OP