Nicotto Town



オリンピックのメダルの価値

こんばんは。

連日のオリンピックの報道にちょっとうんざり気味です。

民放をほとんど見なくなった小生。
テレビのチャンネルのほとんどがNHK。

連日連夜、オリンピックの番組ばかりに見える。
それはそれでいい。

ただ、オリンピック番組を挟むニュース番組の中でも
日本人の活躍を報道するのはいかがなものか?

早朝から、オリンピックの競技をみて、
さらに、「おはよう日本」の中で
さらに念押しは、正直うんざりしてしまう。

確かにニュースではあるが
あれだけ番組枠をオリンピックに割いていて
さらに、そこまでやるか?
と思う。

同じニュースでも、オリンピックと天秤にかけられぬ
優先度のあるニュースも一杯あるだろうに。


どうせやるなら、パラリンピックも、徹底して
この調子でやってもらおうじゃないか?
このうんざり感も峠を越えて、尊敬に域に達するかもしれない。


今日のニュースを眺めていて
ポーランドの男子円盤投げの選手が、難病と闘う三歳児のために、
自ら獲得した銀メダルをオークションにかける
というのを見た。

日本のメダル獲得数がいくつになった!
と連呼しているのを見ているだけに、
この選手、「すごい」と思った。

一番いい色を狙ってました・・・
金しか見えていなかったので、残念、悔しいと涙を見せる・・・
確かにそれも感動したが、
心の中で、一瞬に色あせて見えた。

ひと昔前なら、もしかして非難ごうごうだったかもしれない。
メダルの価値を凌駕する、その選手の価値観。
一瞬でも考えた選手もいるかもしれないが
実行できる価値観をもつ人。
やっぱ「すごい」と思う。


難病には多額のお金がかかるのは実感する。
難しい病気は、深刻な症状に対して
なぜか発症率は低い。
ゆえに、治療方法も確立できず、多額の治療費がかかる。

大量生産されればものは安くなるが
希少でオーダーメイドのものは高額であるのといっしょである。


例えば、劇症肝炎。1か月で一千万以上のお金が
吹っ飛んだことを考えれば、この世に神や仏はいないと実感した。

オークションという手段については
高値が高値を呼び、最も高値を付けた者が落札するわけで
払える人はどんどん値を釣り上げてもらいたいと思う。
(これは富裕層の方々の責務でもある。)
どんどん価値が天井知らずで上がってほしい。

と同時に、
世の中の仕組みとして、どんな人でも
どんな病気に対しても平等な医療が受けられるように
してもらいたいと切に思う。




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