忙中閑ありへたれあり 農家の性(サガ)その二
- カテゴリ:日記
- 2016/08/19 14:00:22
古い日本家屋の間取りは田の字をしている物が多いのです
部屋と部屋の仕切りは襖や板扉で仕切られ、寄合や慶弔事があるとそれを取っ払って
大きな広間に早変わりさせる仕組みです
旦那の実家もその類で、玄関と裏に抜ける通路と壁を挟んで左右に田の字の間取りがある様な形です
田 田こんな感じ 左側は母屋、右は元々は土間だったものを改築した台所と義母の部屋、残った土間に風呂場が
設置してあります
猫目夫婦は帰った時は左側の田の上半分で生活して居ります
田舎の玄関は広く8畳ほどもあるでしょうか、半畳ほどの通路を残し、正面は目隠し戸その奥に
寄合時のお膳なんかを置いておける4畳ほどの間が有ります
色々考えた末その4畳の間をトイレに改装する事にしました
来客時の皿や茶碗や徳利を収納していた水屋や使わない机なんか色々放り込んであったのをえっちらおっちら
動かして空っぽにしました
本来は水回りは一か所に集めた方が良いのでしょうが、この家はやたら段差があり、移動が大変
しかも廊下が無いので部屋を横切って行くしか移動できません
ここなら玄関や台所からも直接行けるのでベストポジション(^ω^)
さて、場所が決まったら工事の手配に入ります
通称 まもちゃん(村は同性が多いので下の名前で呼び合ってる たしかマモルさんだったっけ)
村の電気屋さんに来て貰いました
どこの村にも一人は居る何でも屋さんのような電気屋さんは家庭用電気製品から動力電気までなんでもござれ
個室の配電、温水洗浄便器の設置、換気扇の取り付けまで一人でこなしてくれました
でも、その前に部屋を作んなきゃなりません
まもちゃんの紹介で村の色んな所に手を入れている大工さんに来て頂くことになりました
板の間の半分ほどの結構大きめの個室が出来上がるまでは一週間ほど
それに並行して下水工事の人が入り、個室が出来上がると壁と床にクロスを張る人が、窓にサッシ屋さんと
入れ替わり立ち代わり人が訪れました
その間猫目は朝、苗に水やり出勤をしてから夕方皆が帰るまで家に詰め、作業が終わると鍵を閉め、
その間猫目は朝、苗に水やり出勤をしてから夕方皆が帰るまで家に詰め、作業が終わると鍵を閉め、
家に帰って晩御飯を作り、二日毎に晩方病院に向かう事となったのでした(^_^;)
人がたむろしている外便所
人がたむろしている外便所
流石に近寄れない感があります
それで無くとも苦手な場所じゃ出るもんも出なくなりますともww
と、云う訳で工事期間中、猫目は水やり出勤の途中と昼間の買い物ついでに街の大型スーパーに
お手水を借りに日参いたしたので在りました (スーパー様々)--(((*´∀`)ノ
やっぱええわ~ ウォシュレット♪(゜∀。)
✿✿ウォシュレット✿✿ヽ(^▽^)ノ❤
猫目の母親の実家も昔はアレでしたが、目の前の明り取りの窓に
ワラで編んだ紐がぶら下がっていました
それを掴んで用を足せってね((((;゚w゚))))
確かに子供ならへたすりゃ落ちます!
此方の農家も同じような家の造りみたいです。
何年か前に親戚の不幸で寄ったとき外の便所がまさしくそれでした(゚ω゚;)。o
広けりゃいいってもんでも無いです
広いボロ家より狭いアパートのが心地よい猫目であります
(T▽T)虫が出ないだけで天国よホント
うちは最近死ぬほどお金使って新居買ったけど
そっちに比べたら犬小屋だわ;;
出来上がるの待ち遠しいね^^