Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


白い影


指輪をはずとくっきり白い跡が
これはあなたの愛の証
外すと指が軽くなって
なぜか心が重くなる



去年の夏もそうだった
黒い日傘をあなたにもかざしたくて
背を伸ばしたらあなたが持ってくれて
「ぼくなんかいいんだよ」って言っていた


あと何日この季節が続くのだおう
心が溶けてしまうほど
抱きしめていたかったのに
それを溶かすのは涙だけだった


もう誰かのもののあなた
もう一人ぼっちの私
あなたは忘てちゃったのね
私はまだ忘れなられない



海岸戦に来て
指輪を遠く飛ばした
くっきりと残った白い跡も
やがて消え去るのだろう


こういらない もう忘れたい
そう 何もかも
明けない夜は来ない
また暑い一日が始まる




#日記広場:小説/詩

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2016/08/16 21:33
今晩は・・
ステキ&水やりp届です。アツニコ店も訪問しました。
ブログコメント「ありがとう!」



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