水晶小屋を出てしばらくはカッパもいらないくらいでしたが
1時間もしないうちにまた雨が降り出し、ついに雷まで(>_<)
山の雷は命取りです。
みんなでハイマツの中に隠れて寒さに耐え、
もう出ない足をむりやり踏み出して
やっとの思いで小屋にたどり着いたのはもう6時過ぎ。
小屋の人、早く晩御飯にしてくださいと怒ってましたｗ
水晶小屋に連絡しないと！と言ってたので私たちのこと
もしかしたらやばいかもって連絡があったみたいです。
たしかにかなりやばかったです。
師匠はもう少し待っても来なかったら助けに行くつもりだったと
言ってましたが着いたらすぐ来てほしかった。
でも、爺だからしかたない(;´д｀)ﾄﾎﾎ…
私は水晶小屋あたりから頭痛がしていたのですが
低血圧か高山病かわかんないけど小屋に着いたころには
息が上がって戻らなくてふざけているみたいにはぁはぁしちゃって
誕生日なのにビールも飲めず、ごはんも半分も食べられず。

ここの小屋の乾燥室はいま一つで結局朝まで干しても
なにも乾きませんでした。翌日は下山するだけでしたが
荷物が一層重くなりました。
そして4日目、濡れたカッパは着ずにすみましたが
眺望はいまひとつ。そしてまたながいながーい稜線を歩き
最後の山小屋、烏帽子小屋に。そこからは急坂を一気に下ります。
お花とかキノコの写真を撮りながら長い下りがもうすぐ終わり・・・
というころ、木の根に滑ってバランスを崩し・・・たと思ったら
止まらず(>_<)
みんなの悲鳴を聞きながらまずいことになったかも・・・
と思ってごろごろ転がってなんとか停止。
自力で立てましたが空中で回ったらしいです。
そのときはアドレナリンでまくりで自力で下山し、
お風呂にも入ったし前の日の分までビール飲みましたが
翌日になって胸が痛くて痛くて、友人にラインしたら
「あー、胸かおなかが岩に当たっていたよ」ってΣ(ﾟдﾟlll)
とにかく息が苦しいし、レントゲン撮りに病院に行きましたが
結果はなんでもなく、湿布もらっただけだったので翌週の山のために
カッパのズボンを買いに行き、翌日からヨガとか行きましたが
痛くて痛くて。
結局1週間たっても2週間たった今も胸は痛いし
膝の傷は肉のえぐれたところが盛り上がってきません。
ま、山をなめちゃいけないという教訓なんですが
花火大会の翌日行くはずだった山はキャンセルしました。
今週末また山に入る予定なんですがザックが背負えるか
いまとても心配です。