Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part0第2章 その①


   アラキの大冒険part0第2章 その①


   -第2章 元人間-

  「君、大丈夫だった・・・?」そう言ってアノートは、
 スピアー達に襲われていたポケモンに駆け寄った。
 ???「・・・え・・・うん・・・・・・。」そのポケモンは、
 特に大きな傷は見受けられなかったがその顔からも
 疲労の色を見てとれる。「かなり衰弱してるわね・・・・・・。
 とりあえずは私たちの家まで運びましょ・・・。」
 そうアノートが言うと「わかった。」とフュールが、
 短い返事をしてその襲われていたポケモンを
 2匹で介抱しながら森を後にした。
 「どう?少しは落ち着いた?」そう言ってアノートは、
 襲われていたポケモンに優しく語りかける。
 「う、うん。さっきは助けてくれて
 ありがとう。」と彼は、お礼を言った。
 「・・・・・・ところで君、どこから来たの?
 この辺じゃあ見かけない種族だけど・・・。」
 ???「・・・僕にもわからない。気が付いたら
 こんな姿になっててここに来てた。」
 「・・・もしかして、元人間だったりする?」
 アノートは、ポケモンの言葉を聞いて疑問に
 思った事を話した。
 ???「えっ!?なんでわかるの?」
 「この世界においてはそんなに珍しい事
 じゃないです。ぼくがいるギルドでも
 元人間の子はいましたし。」
 フュールの言葉に嘘偽りはないようだった。
 ???「そ、そうなんだ・・・・・・。」
 「確か今のあなたはフォッコって種族よ。」
 アノートは、自分の記憶を頼りに彼の
 種族を言った。「ここら辺では生息してないから
 本当に珍しいケースね。」
 「あ、そういえばまだ君の名前きいてなかったね。
 なんていうの?」

                         その②に続く




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