映画の原作本
- カテゴリ:映画
- 2016/06/20 12:17:12
映画館の行く時に必ず、というわけではありませんが。
私の場合は映画とその原作を比較して読むのが結構好きなので、
持っていれば原作本を持ち、映画を見た後に喫茶店などで読んだり、
持っていない場合でも、本屋で探して買う事がありますねー
良かったのは例えば
シャッターアイランド
(マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演)
原作も映画も本筋は基本的に全く同じですけど、
終わり方の解釈などが監督独特のものになってますね。
原作の方は様々な伏線(特にプロローグ)から
読者が終わり方を想像するタイプの作品です。
ストーカー
(アンドレイ・タルコフスキー監督、アルカジィ&ボリス・ストルガツキー原作)
こちらは基本設定だけを用いて、全く違う作品になってますね。
原作は地球上に現れた”ゾーン”とそこへの不法侵入に命を懸ける、
ストーカーと呼ばれる人々とディストピア社会を描いた群像劇ですね。
映画版は”ストーカー”と”ゾーン”の設定と、
原作の最終章であらゆる願いを叶える”願望機”を用いた、
ストーカー、学者、作家の3人が登場する、
不思議めいた映像をバックにした対話劇が中心になっています。
原作、映画とも説明するのは難しい作品ですw、機会があったら実際鑑賞してみて下さいねー
小説版『ストーカー』は結構最近に訳を直した改訂版が出てますので、
大分読み易くなって評価も良くなってます、お時間ある時に読んでみて下さいね。
映画『ブレードランナー』、小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』も
映画と小説で結構違う作品ですね!
映画のヴィジュアルは見事ですが、私も原作の深淵に落ちる感じのストーリーが好きですw
原作よりも映画のが好き!という作品はなかなか思い当たりませんが(その逆は多すぎる…)、個人的に「ブレードランナー」は熱烈なファンが多い原作よりも好きだったりします…(ファンに怒られそうですが)
あとはネバーエンディングストーリーは子供時代に映画から入ったので映画も大好きですが、作者のエンデ自身はすごく不満に思ってたと後で知って驚いたのを思い出しました。
『シャッターアイランド』も大分前の作品ですから覚えてないのも仕方がないと思います(・ω・)ノシ
確かに映画の中では曖昧だった表現や感情が原作でハッキリする事もありますし
SF的解釈も詳しい事が多いですね。
あと私は一つの物語を見直すのも好きなのでw、そういうのが影響してるかもしれません~
本当に楽しみ尽くされているんですね♪
シャッターアイランド、多分見たと思うんですが記憶にございません(笑)
今は安く借りられるので機会があれば見てみたいと思います♪