朝の４時４５分

目覚まし時計の音で
むっくりと起き上がり

いそいそと
ランニングウェアーに
着替え

日課のランニングに出発…

する前に

毎朝
玄関先で

あるものを
待っています＾＾


その

あるものとは…


新聞＾＾


玄関ドアの真ん中に
郵便受けがあって

毎朝そこに
新聞が届くんだけど

新聞屋さんが来て

新聞を
郵便受けに
差し込む

と同時に

一気に引き抜きますｗ


こう書くと
新聞屋さんが
びっくりするのではないかと
思いますよね？

自分が
新聞屋さんを
驚かしてる
みたいに
見えるかもですが

そうではなくて


こっちが驚いた
というか…


どういう事かと
いいますと


ある朝のこと

ジョギングに行こうと
ドアノブに手をかけた

その瞬間

郵便受けから
新聞が生えてきましてｗｗｗ


「！！！」


もうね

びっくりしちゃってね


「％＄＃＆＠＊！！！」

みたいな感じで
なんか叫んじゃいまして


で


それ聞いた
新聞屋さんも
びっくりしたみたいでｗ

ドアの向こうで

「％＄＃＆＠＊！」って

叫んでましたｗ



その後
ドアを開け

２人とも
何事も無かったかのように

朝の挨拶を
おだやかに
交わしたのは

言うまでもありません



でもまぁ

驚いたのは
その日だけで

次の日からは

「新聞屋さん入れる」→「俺取る」→「ドア開けて挨拶」

みたいな図式が
成り立っていまして

しばらくは
平穏な日々が
続いていたのです


が


…


がｗ？


新聞屋さんも
生身の人間

お風邪など召されて
お休みする時も
あるのでしょう

そんな日は
やはり

代わりの人が
配達に来ることに
なるのでしょうｗ


そうｗ


違う人が
来ちゃう日があるのですｗ


でも
自分は

いつもの人と
違う事など

知るすべもなく…

しかも
そんな日に
限って

いつもより
勢いよく
引っ張っちゃったりしてｗ


で

ドアの向こうから

「％＄＃＆＠＊！」

みたいな声が
聞こえてくると
言うわけです


とある
田舎町の片隅にある
アパートの１室

その部屋の
玄関ドア１枚を挟んで

毎朝
壮大なドラマが
繰り広げられている訳なのです


ちなみに
この話は

この夏ドラマ化される予定


題名は

「引くにひけない」

…

うそですｗ


単調な毎日

ちょっとした刺激は
人生のスパイス＾＾

やりすぎは
駄目ですけどね＾＾

刺激を嫌味ではなく
風味に変えて

自分と
自分に関わる
すべての人が

味のある人生を
送ってくれれば
いいなと思っている

てるなのでした


おしまい＾＾