続確率の話
- カテゴリ:日記
- 2016/06/18 12:57:19
前回の続きの話
10%の確率を10回引いても当たりが出るのは65%と言ったのは
前回述べたとおりだが
これは仮想ガチャ特有の現象である。
現実のガチャにおいては、こうはならない。
何故こうなるかというと、実は現実のガチャと仮想のガチャは
ガチャという名前は一緒でも実はまったく別物だからなのである。
この2つの確率を分けているもの
それは引いたものを除外するかどうかという点である。
現実ガチャの10%
つまり10個のウチ1つが当たりという状態を思い浮かべてもらいたい。
1つを引いてハズレだった場合
次引く時は残り9個の中から引くので確率はUPした状態になる。
これを続けていくとどんなにハズレ続けても10回目には100%当る。
これが一般的な10%の認識だと思う。
ところが仮想ガチャにおいては、こうはならない。
なぜならば1個引いて次を引く時、9個残ったガチャそのものを廃棄して
新しく10個入ったガチャを引かせるためである。
このため現実ガチャのように確率は上がることはなく
毎回10個入った新しいガチャ(確率は10%のまま)を引かされる。
そのため10回回しても65%の人しか目玉を手に入れられないというカラクリなのである。
こう書くと仮想ガチャは現実ガチャに比べて
相当不利なモノをやらされているのではと感じる人も出てくると思う。
しかし実のところそうも言い切れない。
両方のガチャでもし一回目で当たりが出た場合を考えてもらえればわかるだろう。
現実ガチャでは、残り9回はハズレが確定しているが
仮想ガチャでは、残り9回において当たりが出る可能性がある
理論的には10回全て当たりということも不可能ではない。
(10回連続で当たる確率は、100億分の1 黒ガチャは1回200円なので
2兆円あれば可能ということになる。
因みに上限が1日20回、期間3ヶ月なので1アカウントが回せる金額の上限は
4000円*90日で36万円
2兆円でこれを割ると555万5556アカウントが必要になることになる。
更にログイン>ガチャ20回>ログアウトにかかる時間を3分と考えた場合
一人が1時間に回せるアカウントは20
24時間休みなく回した場合480アカウントが一人が限界まで回せる数と仮定でき
その場合の必要人数は11574人ということになる
つまり11574人が90日間休みなくガチャを回し続けたら
10連続目玉という快挙が達成されるかもしれないということw)
話が大幅にそれたので戻します。
次は、狙った目玉一つを半数が手にする確率を計算してみた。
一つなので確率は5%で計算。
これを50%の人が手にするまでの試行回数は13.51回
回数に小数点以下はないので14回
14回回して半分の人が狙ったものを手に出来るということになる。
書き続けて感じたことは
思ったよりも出ないなということです。
勿論これは確率の話であって、一発目から欲しい物をゲットする人だっている。
まあそれこそが、ガチャの醍醐味なのかもしれない。
強運は確率を凌駕する!ってことかもしれませんがw
最後に
ガチャの利用は理性を保ち、計画的にね!
数字を見ると、本当にこんな低確率なのか?って思ってしまいますよね。
実際のところは振れ幅があるので、全てこうにはならないけど、結果はこれに収束していくというお話なのです。
持っている人というのは、一発でひいたりしますよね!羨ましい。
僕は、持ってないほうの人間のようです・・・ハイ。
結局は、そこなのですよ!ガチャを制するのは引きのよさ!
確率なんて机上の空論みたいなものですからねw
そうなんですよ、現実のガチャと同じ考えをしていると痛い目を見ます。
2兆円ガチャはとても回せませんw
途方もない大きさだったり
ありえない数字だったりと
驚くことばかりでした。
のめりこまない…に
こしたことはないんですね。
それにしても、目玉が出る確率を
このように証明できる恭介さん、
すごいな!!
仮想ガチャと現実ガチャの仕組みの違い、初めて知りました。
流石は恭介さん、確率理論楽しく拝読致しました。
私は仮想ガチャにおいて、超幸運だったようでして、初めて有料ガチャを回したとき一回目で猫の着ぐるみが当たりました。
その後は、目玉出ませんし今は非課金にしています。
運を祈るのみでガチャを回しています。
確立の考え方が変わってくるのですね ∑(。・д・。)b
途中、左脳がほぼ死滅してる私にとっては理解不能な箇所もありましたがw
とても分かり易い説明でした (*´∀‘*)
けど、2兆円もあったらニコタ買収した方が早いですよww
軍事予算並みw