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巻物の解読結果 その4

その3 http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=966109&aid=62169012


第四の詩のタイトルは、「不老不死を得た人々(Яεл Жνдфαωл)」。

この詩は、5つの詩の中で最も長い詩です。

この詩の文字転写とその直訳は以下の通りです。
(一部損傷により文字が欠けた部分があり、
残った文字の一部や前後の文脈から復元しました。
その部分は【】で囲んでいます)


不老不死を得た者は
(Яεл Жνдфαωл)

皆楽園を失った
(Ραяадψл Συл)

Ακκнεは親から星を与えられた
(Ακκнε Ιоλ∮ Ж ∇ξπ)

それは危機を逃れるために
(Φ Υσξ ∝)

皮袋へ星を入れた
(Ж ∂ν Åμιц)

愛する者と契りを交わしたが
(‡ †θ ∬∵φτ)

時の流れに【残された】
(Χ Ψёрс 【Дφи】)

Βяαωйは自ら望んで星を得た
(Βяαωй Еδхф Ж Ъτπ)


それも【愛する者】との別れを知った
(【∬∵φτ】 ∫∫ Пτθ)

Р∽νλも星を得て
(Р∽νλ Ёδхф Ж Ьτπ)

【時の流れ】から離れた
(Χ 【Ψёрс】 Узщ)

それらは愚かなる者である
(Φзл Жνдфαωл)

楽園を【失うこと】の意味を知らぬままに
(Чπμ 【Ιυη】 Ραяадψ Μκбцф)

【星】を得たからだ
(【Ж】 Еδхф)

愚かなる者は【永遠に】苦しむだろう
(Жνдфαωл 【Ψω】 Юу)



この第四の詩は、不老不死を手に入れた人々のその後が書かれています。

古代ニコタ語で「不老不死」を意味する言葉は、「愚か・愚弄」という意味を併せ持ち、
詩のなかでは「愚か」という文脈で用いられることが多いので、
この詩は、「不老不死」を得ることへの戒めであったのかもしれません。

そしてこの詩の内容から「楽園」という言葉は、「死後の世界」という言葉の暗喩だったことも分かります。




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