天気晴朗なれど…最前線でした。
- カテゴリ:仕事
- 2016/06/11 18:31:47
「会員制海洋レジャークラブ」、本日は絶好の海日和!
シーズン真っ只中の海釣り,
今行かないでどうするっ!今でしょっ!の大航海時代を迎えております。
天気も最高、風無し、潮も上げ下げの大きい潮ではありませんっ!
今日、釣れないでどーするよっ♬の海です。
久々の満員御礼っ!
海が呼んでいるっ、GO!GO!GO!!!・・・
今日は、わたしはゲートキーパー、
「魔の交差点」でのトラブルを未然に回避するために、
交差点に張り付いて、車両誘導を行っておりました。
ふと見ると、沖合に見慣れない船形が・・・
暗い鼠色で、船首に白抜きの数字が3桁・・・
軍艦です。
こちら側は太平洋から大阪湾側、
日本海の舞鶴辺りではよく見る船でしょうが、
こっちでは、めったに見ることはありません。
鈴ちゃん連絡して、写真を撮って検索してもらいました。
掃海艇ですって!
鈴ちゃんは「海の掃除をしに来てんのかなあ?(^^♪」って、
あなた、平和ですねえ。
掃海艇って言うのは、掃除は掃除でも漂着ゴミの掃除ではありません。
機雷です、機雷の掃除。
いいんです、鈴ちゃんのような人がいるのは日本が平和だって証拠ですから。
すみません、
あとでよく言って聞かせておきますね。
オトナの皆さん、怒らないでやってくださいね。
しかし、迫力あるなあ~♪
と、感心して海を眺めておりましたら、
え?なに?なんなの?
今度は、プレジャーボートがうちの出艇用スロープ付近で手を振っています。
誰?誰?なの?
え?知らない船だよ?
なーにー!
にわかに慌ただしくなったスロープ付近、
え?沖で小型ボートが転覆したあ!?
どこ?どこの船だよ?まさかうちじゃあ、あるまいなああああーっ!
うちでした。
確認と同時に、海上保安庁からわたしの携帯電話に呼び出しコールが!
えー?!なんで、うちだと分かった!?
わたしもまだ詳細をしらないっちゅーのに!
皆さん、海上保安庁が「海の警察」だなんて思っているとしたら、
それは大きな間違いです。
海上保安庁は、「海軍」です。
ケーサツなんて生易しいもんじゃありません。
わたしは何が恐いって、海上保安庁ほど恐いものはありません。
電話でも最敬礼ですっ。
転覆した船の乗組員は、無事プレジャーボートに救出され、
転覆船も近くのボートに牽引されて、港に戻ってきたようです。
あとは・・・
事故調書です。
もうこれは、事故を起こそうとして起こしたんでない限り、
「事故」なんですから、どうしようもない。
生きて帰って来てくれるだけで、
何よりも何よりも嬉しいのです。
小型ボート繰り出して、海へ出るんですから、
会員数が250を越してりゃあ、確率から言ったって、
年間1,2艇は沈没しています。
生きててくれりゃあ、いいんです!
はあ~~~~。
夕方までかかりましたが、
顔見知りの海保の方々が「魔の交差点」までお立ち寄りくださって、
「気を付けるように」と、お決まりのご注意をありがたくお受けし、
今回の事故は、当事者がとても正直な方で良かったですと褒めてくださいました。
後日出頭!も無いようですので、
まあ、良かった、良かった。
生きててくれりゃあ、いいんですってば!
断捨離なんていつでもできる!
昼ゴハン、一回くらい食べなくったって死にゃしない!
炎天下の交差点でのゲートキーパーだって、黒くなるだけだっ!
あなたが、生きて帰って来てくれただけで、
なーんにも、問題はありません!
天気晴朗なれど、掃海艇、巡視艇入り乱れる最前線となりました。
生きててくれりゃあ、
もー、なんもかんも許します。
良かったーっ!
「会員制海洋レジャークラブ」の皆さま、
明日は我が身、
ゆめゆめ海を舐めてはなりませぬぞ~~~~~^っ!
プレジャーボートって沖にでていくぐらいなのでしっかりした船なのでしょう?!
今の船でどうしたら転覆するんでしょうか?
大型高速船の引き波にでも煽られた?
とりあえず無事救助されてよかったですね。
転覆時に船が予想できない挙動をしたり、それに巻き込まれて浮かび上がれなかったり
脱出する時間なんて既に無いだろうし… と想像が駆け巡りました。
そんな中全員無事という事は本当に良かったですね。
お疲れ様でした~
なんとも大変な一日だったのですね。
転覆するもご無事でよかったです。
海に限らず、自然を舐めると大きなペナルティをくいますね。
生きてることが最重要事項です。
事故っても生きていれば・・・。その気持ち
その気持ちよくわかります。ゴミやホコリで死にゃしません(笑)
はなこさん、本当にお疲れ様です。
いまだこの國の仕組みをわかっていない輩がいますよー。