Nicotto Town


A Balearic Dinner


梅雨時の読書など


6月と言うと梅雨の始まりで長雨になり、
なかなか考えても楽しみにするイベントの予定が見つからなかったので、
とりあえずは梅雨の時に楽しみに読む本などを紹介したいと思いますw
今回は古典やファンタジーなどを中心にいきますね(・ω・)ノシ

・マイクル・ムアコック『黒曜石の中の不死鳥』『剣の中の竜』(新装版)

 この2作品はいわゆる転生ファンタジーの原典の一つで、尚且つダーク・ファンタジーとしても名作として知られる作品ですね。転生をテーマにしたムアコックの<永遠の戦士>シリーズでも、2巻に纏められてるこの作品”エレコーゼ・サーガ”が比較的読み易いと思われます。古本屋では旧版で、『永遠の戦士』と『黒曜石の中の不死鳥』が別冊になってますのでご注意を~(・Ω・)ノシ

・H.G.ウェルズ『タイムマシン』
http://www.genpaku.org/timemachine/timemachinej.html

 SF古典の名作のウェルズの『タイムマシン』ですが、大人になって読み直すとウェルズの上手さがよく解かりますね。未来の描写ではまるでヨーロッパ社会に対する風刺とも受け取れますし、単なる冒険小説とは思えない技巧が所々に鏤められています。私が好きなのはやはり、最後に登場する”存在するはずの無い花”。こういうのを見ると一般には相反すると思われてる幻想小説とSFが根本的な所で繋がってるのがわかりますねー

今回はこの2作品で、
これからの季節、面白かった本などを紹介して頂けると嬉しいですw

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2016/06/11 23:34
>碧さん
旧版のムアコック作品は表紙と挿絵が天野善孝さんで、
後のFFのイラストの先駆的な作品だったりしますね~

あとC.L.ムーアという女流SF作家の表紙とイラストを松本零士さんが描いていたりと
今や巨匠と呼ばれる漫画家、イラストレーターさんが多いですね!>早川文庫
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2016/06/10 22:34
ムアコック懐かしい~、早川のファンタジーシリーズは初期に女性漫画家が表紙や挿絵描いていて、萩尾望都・内田善美等の絵を目当てに表紙買いしたものです。
ハヤカワファンタジーでは妖魔の騎士が面白くて好きなんですが、現在前編が行方不明で読み返せない状態です。
あきらめてどっかで買おうかな。
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2016/06/09 00:14
>さくさくさん
『透明人間』もウェルズの作品ですね。
子供の頃にドラえもんのようなSF喜劇を期待して読んで、
予想外の不条理劇で驚いたのを覚えていますw
やはり古いSFは大人が読んでも面白い作品が多いですねー

「獣の奏者」は私もNHKアニメの方を録画して観ました!
ファンタジー小説は確かに長くて設定を覚えたりも多いので気合要りますねw

ただ昔のハワード『コナン』、ムアコック『エルリック』、ライバー『ファファード&グレイマウザー』と
初期の異世界ファンタジーはペーパーバックで読み切りの短篇で書かれてた物が多いので、
ファンタジー短編集や、名作を集めたアンソロジーなどから入るのもお薦めですよー
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309462264/
アバター
2016/06/07 21:04
タイムマシン、懐かしいですね~。透明人間もたしか同じ作者の作品でしたよね?
この作品も今読み返すとだいぶ感想は変わってくるのだろうなと思います。久々に読もうかな。
ムアコックはなんとなく躊躇して手を出してません(;'∀')
ファンタジーって「読むぞ!」と気合を入れないと読めなくなっちゃったんですよね…なんとなく。
とかいいつつ夢中で時間を忘れて読んだ好きな本ってファンタジー作品もそれなりに多いのですがw
これからの季節…うーん。
とりあえず先ほどのファンタジー限定だと、時間を忘れて一気に読んだので一番新しいのは(といってもだいぶ前ですが)上橋菜穂子さんの「獣の奏者」ですかね。
普段アニメをみないわが夫婦も珍しくEテレに釘づけで、それから本を購入したら一気に読みましたね。
あ、でも「精霊の守り人」シリーズは未読です。ほら、気合いれないと読めないのでw



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