Nicotto Town


ユーミンのブログへようこそ


ゴジョウ君との別れの前

画像

ゴジョウ君がニコタを去る日の前の晩、急にビーチに呼び出された・・・。


ゴジョウ「もう・・・、お別れですね・・・」

ユーミン♪「そうだね・・・」

ゴジョウ「寂しくはないですか・・・?」

ユーミン♪「寂しいよ、そりゃ寂しいよ・・・。
       でも、ゴジョウ君はもともとニコタの住人じゃないじゃない・・・。
       サンゾーさんの旅の仲間でしょ?
       だから、仕方ないじゃない・・・。」

ゴジョウ「そう・・・ですか・・・。ぼく・・・、ユーミン♪さんに会えて、本当に良かったです・・・。」

ユーミン♪「私も、ゴジョウ君に会えてよかった。」


ガラン・・・ガラン・・・


遠くから鐘の音が響いてきた。


ゴジョウ「この鐘の音は・・・?」

ユーミン♪「0時を告げる鐘・・・。シンデレラの魔法が解ける合図ね・・・。」

ゴジョウ「こうして二人でいられる時間も魔法のように解けていくんだね・・・。」


こうしている間に、街の灯はゆっくりと消えていった。

ユーミン♪「・・・私・・・、もう戻らなきゃ・・・。」

ゴジョウ「でも・・・、魔法は解けてしまった。もう・・・逢えない・・・。」

ユーミン♪「そう・・・ね・・・。」

なにか熱いものが目からこぼれ落ちた。

ゴジョウ「泣かないでください、ユーミン♪さん。あなたには涙は似合いません。」

ユーミン♪「ゴジョウ君、あなただって・・・。」

ゴジョウ「ぼ・・・ぼくも・・・」

涙のせいか、彼の姿がぼやけて見える。
魔法の呪文が溶けていくように。

ユーミン♪「また・・・逢えるかな・・・?」

ゴジョウ「お師匠様にお願いしてみます・・・。またニコタに行きたい、と。」

ユーミン♪「また必ず・・・必ず・・・ここで逢おう?」

ゴジョウ「はい、きっと・・・」

アバター
2016/06/02 19:01
(・∀・)イイネ!!
すごい面白いです♪
感動的(≧▽≦)
アバター
2016/06/02 03:10
ユーミ♪ちゃんと ゴジョウ君の 駆け落ち期待してたのに~^^;

ガラスの 靴のかわりに ゴジョウの武器 ユーミン♪ちゃんもってたりしてー^^

あ。。。。従業員が 居なくなった^^

明日から この旅館は持つのであろうか?
アバター
2016/06/02 01:47
いい話だね
アバター
2016/06/02 01:34
共感を覚えますにょ!
ゴクウが消えてしまったときは
「またいつか会えるよね」
とつぶやきましたとさ



Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.