紅い花が咲いている
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/05/31 00:29:43
紅い花が咲いている
雨に濡れている
光っている
冷たく
紅い花が咲いている
雨が降っている
音もなく
優しく
紅い花が咲いている
遠い記憶が甦る
哀しく
切なく
紅い花が咲いている
こんな近くに
香りがする
あなたの
紅い花が咲いている
雨は降り続く
心の中にも
それは激しく
紅い花が咲いている
手を伸ばす
その棘に触れてみる
そっと
一人
雨に濡れている
今
紅い花が咲いている
今日のお庭の風景です
ちょっと間延びしていますけど
そんな感じかな^^
紅い花が咲いている
実際庭にはたくさんの赤いつるバラが咲いています
雨の日に
しっとりと濡れていました
なんとなく頭に浮かんだのを書いた物です
ちょっと間延びしています
少し短くしてみようかと思いましたが
止めてそのまま投稿しました
紅い花・・・
いろいろな思い出が詰まっています
何かを感じてくれたら
嬉しいですね^^
毎年この時期になると可愛いお花を咲かせて会いに来てくれる
その色も香りも・・棘さえも。。自分にとっては大切な思い出
色々な思いがよぎるのでしょう 雨は棘の痛さも優しさに変え
紅い花が全身全霊で守ろうとしていたすべてのものに
もっともっと届けたかった愛をしっとりと演出していてくれる
紅い花が咲いている・・を 繰り返しながら
その行間にゆったりと流れる時間を感じました 紅い花としっとりとお話しできたようですね
最後の「今 紅い花が咲いている」で雨音が急に大きくなりました 映画の一コマみたいです
短い言葉でお庭の情景が浮かびました 雨の日って味わい深い日なんだと改めて感じました
あ・・本当はこんなつまらないコメントしないほうがいいなぁ~
私も一緒に佇んでいるような気持ちになっていましたから
その余韻のまま・・笑顔で おやすみなさ~い(^o^)ノ
物語の美女と野獣も
バラの花を摘んで問題が起こった・・・
愛には冒険も必要かも
ヒートアップした心はなかなか冷えないからね?
近寄らないどころか
ドツボにはまってしまうのかも^^
すごい解釈ですね。
赤いバラにはとげがある。
だから、わたしが男だったら、絶対に近寄らないね。
「君子危うきにちかよらず」
早々コメントありがとうです^^
さすが良いセンスです
自分から棘を触れた
触れに行ったのがミソかな?
棘は痛い苦い思い出・・・
そんな感じでしょうか
雨に濡れた花
ちょっぴり妖艶に見えますよね^^
露を湛えた紅い花はどこか官能的です
棘が刺さったところから
同じ色の液体が滲んで
そっと口に含んだ
まで脳内映像が浮かびました(^-^;